成功法則というもののある種の真実 〜記事についてのスタンス(その2)〜

イビチャ・オシム氏のイラスト(似てなくてごめんなさい)

前回の記事では、
過去のプロデュース事例を元に、

なぜセミナーや本で学んでも成功できない人が多いのか?

ということについて少しお伝えした
ので、今日はその続きを。

 

自分で考えず、本やテレビといった
メディアで他者が言っていたことを鵜呑みにし、

 

「自分の意見ではなく、他者の意見で自分の人生の方向性を決めてしまっている」

 

からこそ、
自分が望んでいる成功が得られない、
という話だったよね。

 

もちろん、
他者の意見を参考にすることが
悪いとは言わない。

自分の世界に閉じこもり、
自分の考えだけに凝り固まることは、
決して健全なことではないからね。

 

でも同時に、
他者の意見をそのまま鵜呑みにして
しまうというのも、同じかそれ以上に
健全ではないと思うんだ。

 

「人の話を素直に聞く」ということと
「人の話を鵜呑みにする」ということは
全く違う、別の世界の話なのだから。

 

例えば、ビジネス書とかニュースとかで、

「成功の秘訣は”●●システム”の導入だった」

と言っていたけれど、
実はライバル企業から顧客を
引っ張って転職してきた
ある営業マンのおかげだった
という一面もあったりする。

でも●●システムを売りたいから
それは内緒、みたいな。

結構あるよね、そういうポジショントーク的な話って。

 

でも残念ながら、
その情報を得たほとんどの人が、
その情報「だけ」が正しく、
他に可能性は無いと勘違いしてしまう。

だからテレビや新聞を見て、
何の疑いも持たずにそれが正しいんだ
なんて滑稽なことを言う人がいまだにいるのだろう。

 

ちょっと蛇足だけれど
イビチャ・オシム(元サッカー日本代表監督)さんも言っているように

「メディアは情報を伝えること
ではなく、その媒体を売ることが仕事である」

のだから、メディアの言うことを
そのまま鵜呑みにしてしまわないよう気をつけよう。

(自戒の念を込めて)

 

前回と、今回のここまでの話であなたにお伝えしたいのは

成功哲学に限らず、この世界の情報のほとんど全ては「一面的」なものであり、「全て」を伝えている訳ではない。

ということ。

 

だから何かの情報を得た際には

「それが絶対なんだ。だから正しいんだ(間違っているんだ)」

と鵜呑みにしてしまうのではなく、

「これが全てを伝えている訳ではない。
自分が知らないことが他にもあるかもしれない」

と考えることが大切なんだと思う。

こういった思考ができるようになれば、
自分や誰かを必要以上に責めることも
減るのではないだろうか、と思うんだ。

 

だから、僕の話も
「絶対にこれが正しいんだ」と
鵜呑みにしないでほしい。

もちろん僕は、
今までの実体験や調査を元に、
「僕が真実だと確信していること」を伝えていく。

でもそれが「あなたにとっての真実」
であるかどうかはまた別の話だ。

 

ある成功法則とは

「その時に、その人が成功できた法則」

に過ぎないんだ。

 

だからこそ、それらを参考にしつつ、

「今の、そして今後のあなた自身の成功法則」

を見つけ、作っていってはいかがだろうか?

 

成功の形とそのための方法なんて
無限に近い数が存在している。

だからできるだけ自分に合った成功と
そのための方法を見つけ、それを追求し続けること

これが僕の提案だったりするし、
そのための記事を書いていこうと思っています。

これから僕が書くものが、
あなただけの成功法則を創る上での
参考になりますように。

 

阿部 龍太

 

【追伸】

 もっと絵が上手くなりたい・・・
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