「不撓不屈」で「堅忍不抜」な漢(おとこ)たち 〜第二次小布施見聞録〜

小布施丸茄子

 

「不撓不屈」(ふとうふくつ):強い意志をもち、困難にくじけないこと

「堅忍不抜」(けんにんふばつ):つらいことに負けず、がまん強く心を動かさないこと

 

以前「まちづくり」というブランド構築
の事例視察で長野県は小布施町に行って
きたんですが、今回もまた小布施に行ってきましたよ。

今回も実り多い視察になったので、
少しだけですがシェアをさせてもらいます。

 

今回、小布施が教えてくれたのは

「不撓不屈で堅忍不抜な漢(おとこ)たち」

について。

僕は今回の小布施訪問で、

ふたりの「漢(おとこ)」

にお逢いしてきました。

 

ひとりは小布施で農業を営む白澤さん。

小布施で農業を営まれている白澤さん

小布施で農業を営まれている白澤さん

彼はもともと農家の家に育った訳でも、小布施で生まれ育った訳でもないのに、小布施で農業を始めました。

しかも、人気のある栗や桃といった果樹ではなく、小布施の伝統野菜「小布施丸茄子」を中心とした野菜を育てています。

その理由を聞いたところ、白澤さんはこう答えてくれました。

 

町の部外者で、もともと農家でも
ない自分が、小布施で農業をやる
意味を考えていたら、ここに行き着いたんですよね。

それにみんなと同じことやってたら
面白くないじゃないですか。

最初は正直、ひとりで大変なことも
ありましたけど、今は色々な人が
助けてくれるますし、だんだんと
質のいい丸茄子ができるように
なってきたから楽しいですよ。

(白澤さん)

 

商売として考えるならば、果物の方が
収益になりやすいのに、敢えてその道を選択した。

歩む人がそれほど多くない、整備されて
いない、荒れた道。

そんな道を、白澤さんは笑顔で
歩まれている。

まさに「不撓不屈」

まさに「堅忍不抜」

農業と野菜に対する愛情が盛りだくさん
の「漢(おとこ)」でした。

(ちなみに「小布施丸茄子」ですが、一食の価値のある味ですぞ)

 

白澤さん、お忙しい中、お時間を作って
くださいまして、ありがとうございました!

稲の収穫ももうすぐですね。

稲の収穫ももうすぐですね。

 

「不撓不屈」で「堅忍不抜」な漢
(おとこ)、ふたりめは次回

お楽しみに。

 

次回に続く→to be continued…

 

阿部 龍太

 

 

 

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