「コピーライティング」とは「ラグビー」である。と言える理由 〜コピーライティングとラグビーの甘い関係(その2)〜

コピーライティング=ラグビー?

先日の記事で、

「コピーライティングとはコミュニケーションである。

そしてラグビーもコミュニケーションである。

故にコピーライティングとはラグビーである」

という美しすぎる三段論法(笑)を
披露し、ラグビーからコピーライ
ティングのコツをお伝えした。

今日はせっかくなので、動画の補足に
ついて少しお伝えしようと思う。

 

「コピーライティング」って何だ?

「コピーライティング」と聞いて、
あなたはどんなイメージを持つだろうか?

 

糸井重里さん?

セールスのための文章?

チラシとかPOP?

 

色々な意見があるだろうけど、
僕個人としては

「コピーライティングとは、広い意味で
のコミュニケーションである」

と捉えている。

 

やはり「コピーライティング」と聞くと
商売の臭いを感じる人が多いと思うけど
それだけではない。

だって、僕等が行っている活動の全ては
コミュニケーションで成り立っている。

お店でものを買うだけじゃない。

例えば、

病院での診察

学校での授業

夕食時の家族団欒

・・・

人と人が関わる全ての事は、
広い意味で言えば

「コミュニケーション」

で成り立っているんだ。

その「コミュニケーション」をより
円滑に、より効果の高いものにする。

そのための技術、そのためのツールが
「コピーライティング」というものなんだ。

 

コピーライティングとは、コミュニケーションである。

 

この理由をを分かっていただけただろうか。

 

ラグビーとコミュニケーション

人と人が関わる全ての事は
「コミュニケーション」で成り立っている。

と上でお伝えしたが、これはまさに
スポーツも同じだ。

これを表す素晴らしいお言葉を紹介したい。


ラグビーはゲームです。
ラグビーは遊びです。
ラグビーは競技です。
技を競うんです。

戦いじゃないんです。

私は関東学院大学でこれをずっと
言い続けました。

仲間とはどういうことなのか、それは
絶対にリスペクト、相手を認めることなんです。

相手を認めない限り、絶対に自分を
認めてもらえません。

自分を認めてもらうためには、
努力をする以外にないんです。

どうやって、認めてもらえるだろうか。

早稲田大学に認めてもらうためには、
早稲田以上のラグビーをしないと
いけないわけです。

そこで初めて認められる。

苦労が必要なんです。
努力が必要なんです。

たかが遊びじゃないかって。
違うんです。

もっとも努力が大事なんです。

遊びの中には絶対に掟があるんです。
楽しまなくちゃいけない。

でも競技をするには絶対にルールが
あるんです。

規律を守らない限り、われわれは
絶対に競技に参加できないです。

ルールを守らない人間が、
人のことを考えられない人間が、
思いやりを持てない人間が、
どうやって、楽しむことができますか。

私はそれを言い続けて、
そうしましたら、こんなにたくさんの人が

“ごくろうさん”

“おつかれさま”

って共感してくれました。

 

yahooニュースの記事より抜粋)


 これは、関東学院大学の元監督、
春口廣さんのお言葉だ。

関東学院大学の黄金時代を築いた
春口監督。

当時、早稲田や明治といった有名大学を
凌駕した関東学院のラグビーの根底には
この哲学があったんだ。

 

いくら身体が大きくても、
力が強くても、
足が速くても、
パスやキックが上手くても、

それだけで勝てる程、ラグビーは
甘いスポーツではない。

昨年のワールドカップの日本−南ア戦を
観てもらえればそれは明らかだ。

個々人の力だけでは勝てない。
チームとして一つの存在になることが
求められる。

 

そしてもうひとつ。

さらに当たり前なんだけど、
相手がいなければ試合にならない。
そして審判がいなければ試合にならない。

つまり、

素晴らしい試合を作る為には、自分たちだけでは不可能なんだ

ということだ。

 

自分たち、相手、審判、そして観客。

全てとのコミュニケーションの質が
高まった時、素晴らしい試合というもの
が生まれるのではないだろうか。

 

そういう意味で、僕は、

ラグビーとはコミュニケーションである

と考えているし、もっと言えば、
ラグビーに限らず、全てのスポーツは
コミュニケーションであると考えている。

 

話をコピーライティングに戻そうと
思ったけど、ちょうどきりもいいので
次回にしようと思う。

次回をお楽しみに。

 

阿部 龍太

 

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