そもそもブランドって何なの?(その2) 〜エコブラ塾002〜

「自然」とは?

前回の記事で、

そもそも
「ブランド」って
どういうものなのか?

という事について少しお伝えしました。

 

今日はその続き。題して

「楽をする事」と
「自然」との
甘酸っぱい関係

について、お伝えします。

 

ではいつもの自己紹介から。

 

ニャオ・ブランドー

ニャオ・ブランドー(♂)

猫界の頂点に成り上がるべく、ブランディングが必須だと考えている猫。

好きな食べ物はしらす。今まで食べたしらすの数は覚えていない。

なお某漫画のキャラクターとは何の関わりもない(荒木先生ごめんなさい)


エコブラ塾長・阿部

阿部龍太(♂)

エコブラ塾長。

ブランディングプランナーとして、経営者や商品等のブランディングをサポートしているヒト科オッサン目。

好きな食べ物はお鮨。無類の赤身好きで光り物好き。

愛読書は『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦先生)を始めとする「人生哲学」書多数。

 

前回のあらすじ

ブランドとは何なのか?

それは「楽をする事」であり、そしてその「楽をする事」とは二つの意味があった。

その二つの意味とは?そしてなぜニャオさんはしらす好きなのか?

謎が謎を呼ぶその2のはじまりッ!

→前回の記事はこちらから

 

エコブラ塾・第2回「自然だから楽ができる」

エコブラ塾長・阿部

・・・という訳でニャオさん、前回

ブランドとは、

「楽をする事」

であり、そしてここで言う「楽をする」とは

「怠ける事」

ではなく

「自然である事」

だとお伝えしましたよね。

 

ニャオ・ブランドー

そうだったニャ。

って言うか塾長、これから君の講義にやっかいになるからといってぼくにイバったりするニャよな。

誰だろうとぼくの前でイバらせはしニャい!

そしてサバは結構好きニャッ!

 

エコブラ塾長・阿部

やれやれだぜ。

ではそろそろ続きを始めますか。

エコブラ塾長・阿部

前回お伝えしたように、

「ブランド」とは「楽をする」という事です。

ビジネスの分野で言うならば

「楽に儲かる仕組みを作る」

と言ってもいいでしょう。

 

ニャオ・ブランドー

ニャるほど。

 

エコブラ塾長・阿部

そしてここで言う「楽をする」というのは、

「寝ていれば儲かる」

みたいな

「怠ける」という事

ではなく

「自然に生きる」という事

なのだという事もお伝えしましたね。

エコブラ塾長・阿部

そしてこの

「自然に生きる」という事

なのですが、これを別の言葉で言うならば

「本来の」スタイルで生きる事

とも言えます。

エコブラ塾長・阿部

例えば魚は水の上に出てきてしまったら、ニャオさんのお腹の中に入るしか道はありませんよね。

 

ニャオ・ブランドー

当然そうなるニャ。

魚を食料としてこそ「真の帝王」だからニャ。

 

エコブラ塾長・阿部

でも、水中であればニャオさんのお腹に入るのは、多分魚ではなく水だけですよね。

 

ニャオ・ブランドー

ま・・・まあ、そうなるニャ。

ぼく、泳げないしニャ。

 

エコブラ塾長・阿部

同じように、鳥は空の上にいれば、もぐらは土の中にいれば、ライオンや虎にだって負けることはありません。

エコブラ塾長・阿部

つまり、魚も鳥ももぐらもライオンも虎もニャオさんも、

それぞれにもっとも適した場所

本来の力を最大限発揮できるスタイル

が存在する、という事なんですよ。

エコブラ塾長・阿部

その場所で、そのスタイルで己の持つ特性を出来る限り最大限に発揮して生きるという事。

それこそが僕の言う「自然に生きる」という事であり、それが最も「ブランド」に近づける道なんです。

 

ニャオ・ブランドー

それ『ジョジョ』で言う「スタンド」と似ている話だニャ。

 

エコブラ塾長・阿部

さすがニャオさん、分かってらっしゃる。

そう、まさに

どんな者だろうと人にはそれぞれその個性にあった適材適所がある。

王には王の・・・

料理人には料理人の・・・

それが生きるという事だ

スタンドも同様『強い』『弱い』の概念はない。

(『ジョジョの奇妙な冒険(第六部)』より抜粋)

エコブラ塾長・阿部

というお言葉の通りなのですよ。

 

王が優れていて、料理人が劣っているという訳ではない。

その人が最も輝くフィールド、則ち「自分の土俵」を見つける事。

それが

「自然に生きる」

という事であり、

「楽をする事」

ができるようになる。

すなわち、

「ブランド」

に近づけるという事なんですよね。

 

ニャオ・ブランドー

僕にとっては美味いしらす丼作ってくれる料理人の方が王様より偉いニャ。

 

エコブラ塾長・阿部

で・す・よ・ねー(高田純次さん風に)

という訳で、次回に続きます・・・

 

 

編集後記

という訳で第2話、いかがだったでしょうか。

僕の言う「楽して儲ける」という事が
どういう事なのか、何が重要なのか、
という事について少しはご理解
いただけたのであれば嬉しいです。

 

色々な方を見ていると、喩えるならば

「本来は魚なのに水の上に出てしまっている」

そんな人が少なくないように思います。

 

もちろん

「淘汰圧をかける」

という意味、則ち

「自己を追い込み、成長する」

という目的のために、水の上に
上がってみるというのも分かります。

『ドラゴンボール』で悟空が
重力100倍の部屋で修行したようにね。

 

でも、それはあくまでも

「自分で決めた事」

である必要がある訳です。

誰かに押し付けられ、
それに嫌々取り組んでも、
成長にはなかなか、いやほとんど繋がらない。

 

ジャイロ・ツェペリではないですが

「納得は全てに優先する」

訳で、それができなければ

「前には進めない」

んですよ(『SBR』より)

 

もし自分の選択を自分自身で納得できて
いないのであれば、いくら頑張ったとし
てもそれは少なくとも僕にとっては

「正しい努力」

とは呼べない。

ただ単に自分を苦しめるだけのもの

「ただの苦行」です。

仏陀も明確に否定しているように、
「ただの」苦行から得られるものは
それほど多くはありません。

最悪、再起不能(リタイア)になってしまう。

でも現状を見てみると、
少なくない人がそういう生き方を
選択しているように思うのです。

 

無駄とは言わないけれど、だったら他に
もっと優先してもいい事があるんじゃ
ないかなあと思う訳で。

余計なお世話ですが、
もったいないんじゃないかなあと思うのです。

そのもったいなさ、それは過去に
そういう道を歩んできた僕自身が
一番よく分かっているつもりです。

 

是非、あなたはあなた自身の道を
歩んで下さい。

他の誰かの道ではなく、
あなた自身の道を。

それが、「楽に儲かる」則ち
「ブランド」に近づく道なのですから。

 

阿部 龍太

 

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