「他人を羨むな!」〜ブランド構築に役立つ言葉たち〜

ミジメな人生、送りたい?

「いい言葉とは、いい人生の羅針盤となるものだ」

というのは僕の信念の一つだったりします。

人生、楽ありゃ苦あるもの。
時に落ち込んだり、時に迷ったりするものです。

そんな時に背中を押してくれ、
自信を持って自分の人生を歩んでいく
サポートをしてくれる・・・

そんな「人生の羅針盤」になるような
人や考え方があるのは有り難いものです。

このコーナーでは、少しでもあなたに
力をくれそうな言葉たちを紹介します。


他人を羨むってことは、自分を否定するってことだ。

(『WORST』梅星政司)

 

この言葉は、喧嘩が弱いある少年が、
下宿先の管理人に相談した際に、
その管理人が言ったものです。

周りには強い男がたくさんいるのに、
自分は弱い。そんな自分を情けなく思ってしまう。

そんな少年に対して管理人は

「そんなんじゃーミジメな人生を
送ることになっちまうぞ!」

と一喝します。

でもこの言葉、別に喧嘩の強さに限った
ことじゃないと思うんです。

 

ブランドについて色々な方からお話を
伺うことがありますが、やはり多くの
人が、自分を他人と比べて評価しています。

善くも悪くも。

でも行動経済学でも言われている
ように、元来人間は物事を「差分」で
判断する傾向がありますから、
ある意味仕方ない部分はあるのかもしれません。

 

しかし、です。

 

自分の最終的な評価は、自分で下すものです。

もちろん商売上、市場(お客様)の
評価は重要なポイントです。

しかし、

市場の評価=自分自身の評価

ではありません。

このふたつをきちんと分けて考える。
それが重要なポイントです。

この分離がおかしくなると、他人の評価
で勝手に自分を貶めたり、勝手に自分を
過大評価したりと、どちらにしても

「残念な勘違い」

に陥ってしまうことになりがちです。

 

ブランド構築においてこの

「残念な勘違い」

というものは、時に致命的なものになります。

 

勘違いで破滅したり、または勘違いで
世界に価値を提供できなくなるような、
何だかB級ドラマでありそうな、
そんな悲しいことにならないよう、
どうか気をつけてくださいね。

 

「その2」に続きます。

 

次回に続く→to be continued…

 

阿部 龍太

 

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