- 2016-1-30
- 今日のギアッチョイス!, 素敵な人の素敵な言葉から学ぼう。
- ブランドになれる人の思考法, 失敗論
偶然手に取った本の、
たまたま開いたページに、
人生を変えてくれる言葉があったりする。
そんな言葉を紹介するこのコーナー。
今回はこの言葉をお贈りしよう。
失敗とは何か?
私は数多くの間違いを犯してきたが、
失敗を犯した事は一度も無い。
(中略)
試合には何度も負けている。
しかし、失敗を犯した事は無い。
自分にできる限りの事をしたと確信
できるなら、決して失敗ではない。
私はベストを尽くした。
それが私にできる全てだった。
あなたはこれから間違いを犯すだろうか?
当然だろう。
しかし、最前の努力をする限り、
それは失敗ではない。
(John Wooden)
アメリカの大学バスケットボール界に
おいて、史上最高のコーチと言われた
John Wooden。
彼は選手の育成において、技術以上に
精神を磨くことを重視していた。
勝利という「結果」ではなく、
毎日の練習という「プロセス」を重視していた。
「最高の結果」を得たかどうかではなく
「最高の努力」をしたかどうかを判断基準としていた。
それでも、彼のチームは全米選手権で
10回の優勝(7連覇)を成し遂げ、
NBAのスターとなった選手を何人も育て上げた。
もちろん、技術を教える事は重要だ。
でもいくら素晴らしい技術を教えても、
それを100%発揮できなければ意味が無い。
そしてそのためには、
技術以外の部分が必要となる。
彼はその事が分かっていた
素晴らしいコーチだ。
人にモノを伝える存在の端くれとして、
彼の教えは常に僕の心の中にある。
本当に「いい結果」が欲しいのであれば・・・
そしてこれは、商売でも同じ事だ。
売上とか集客という「結果」だけを
求め、それに至る「プロセス」を
軽視してはいないだろうか?
僕の提唱する「ブランディング」は
常に「プロセス」だ。
あるひとつの結果は、
次のスタートに過ぎないんだ。
もちろん、時に立ち止まる事も大事な事だ。
しかし、ゴールは無い。
人生とは終わるまで続くものなんだ。
もし時間があったら、時間を取って
あなた自身を振り返ってみて欲しい。
絶対に損はさせないから。
阿部 龍太
【追伸】
「使える」ブランディングについての
より深い情報や、あまり表には出せない
裏話等は、メルマガで書いてます。