読書会を通じて学んだ「結果を出せる読書のヒミツ」

効果の出る読書のススメ

先日、知人数人と
「シークレット読書会」なるものを
開催した。

今回は参加者さんにテーマを設定し
てもらい、そのテーマを実現させる
ために、その本の内容をどう活かして
いくかを考える、というもの。

僕は進行役を務めさせてもらった
のだが、参加されたある方から
興味深いご感想をいただいたので、
今回シェアさせてもらおうと思う。

 

同じ本なのに、得られるものが全然違う不思議

参加者のKさんに、こんな感想をいただいた。


この本、以前も読んだことがあるんです。

でもその時はほとんど理解できて
なかったことを今回痛感しました。

阿部さんがきちんとまとめて下さった
からすごく理解しやすかったです。

それに今回の本の内容と、自分が今
取り組んでいる仕事のプロジェクトが
繋がっていたから、直接役に立つこと
も多かったと思います。

(シークレット読書会に参加したKさんより)


以前はほとんど理解できていなかった。

しかし、今回は自分のやっている仕事と
本の内容がリンクしており、本の内容が
ダイレクトに仕事に役立てられる。

だから今回は本の理解が深まった。

ということなのだそうだ。

 

ここで僕が強調したい事、それは

いかに「主体的」に読書をするかで、その本から得られるものは大きく変わってくる

というものだ。

 

では、この

「主体的に読書をする」

というのはどういうことなのだろうか?

 

「 “主体的な” 読書」とは?

一言で言うならば

自分なりに課題を持ち、その課題を解決
するための手段として本を読む

ということだ。

 

ただ何となく読む人と、少しでも課題を
解決したくて読む人とでは、同じ本を
読んでも得られるものが変わってくる
のは当然の事だよね。

 

Kさんは、今回の読書会で、ご自身が今
担当しているプロジェクトを成功させる
事をテーマとして設定した。

そして、そのための情報を得るために
今回の課題図書を読んだ。

僕のファシリテーションが理解を
深められる一助になったと言ってくれた
けれど、それはこの「主体的に読む」と
いう彼の姿勢があったからこそだ。

 

同じ本を読んでも、
その本を活かせる人もいれば、
活かせない人もいる。

その両者を分けるもっとも基礎となる
ものが、この

「主体的な読書をする」という事

なのだと僕は考える。

 

さらに言えば、この「主体性」という
ものの重要性は、何も読書に限った
ものではないんだ。

 

以前書いた

「信念に設定した目標が、その年の年末
までに達成できない人にありがちなこと」

にも書いたけれど

他の誰かの人生を生きるのではなく、
自分自身の人生を歩む。

つまり「主体的に生きる」ということ。

これが何をするにしても成功し、幸せに
生きられる重要なポイントであり、僕が言う

「ブランド」

というものの根幹を成すものだ。

 

違う言い方をするならば

「誰かに言われたからそれをやる(やらない)」

のではなくて

「自分で決めたからそれをやる(やらない)」

ということだ。

 

もちろん他者の言う事を参考にすること
には何の問題も無いだろう。

問題なのは、その時の「態度」なんだ。

どういう態度で、他者の言う事を
聞こうとするのか。

その態度によって、得られるもの、
そしてその後のあなたの人生が
大きく変わってくる。

 

よく言われることかもしれないけれど

人の意見を素直に聞く事

人の意見を鵜呑みにする事

は別物なんだ。

 

読書のみならず、仕事や人生の色々な
場面において、意識してみてはいかがだろうか。

 

阿部 龍太

 

【追伸1】

ここでひとつ、重要なポイントがある。

いくら主体的に読書をしても、成果を
得られない場合がある。

それはその本そのものの質が低い場合だ。

質の低い本をいくら主体的に読んだとしても

「これを読んでも自分には意味が無い」

という結論が出てくる一方だ。

気をつけて欲しい(笑)

 

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