ジョジョの奇妙な「幸福論」

覚悟とは、犠牲の心ではない!暗闇の荒野に、進むべき道を切り開く事だ!

先日「幸せになるために必要なこと」
ついて少し考えてみた。

今日は、その話を補足してみたい。

 

「ジョジョの奇妙な冒険」

という漫画がある。

非常に色々なことを教えてくれる、
僕のバイブルのような存在だ。

今回お伝えしたいのは、その中でも
トップ10に入るであろう名シーンだ。

 

「覚悟」のススメ

主人公ジョルノは、仲間のミスタと
ある任務の遂行中に敵に遭遇する。

非常に強力な敵を前に追いつめられる
ジョルノとミスタ。

ミスタは覚悟を決め、己の命を犠牲に
して敵を倒そうとするが、その時に
ジョルノが叫んだ。

「覚悟」とは・・・・・・
犠牲の心ではないッ!

「覚悟」とは!!
暗闇の荒野に!!
進むべき道を切り開く事だッ!

(第5部「黄金の風」より)

追いつめられて、自棄になり、
何かを犠牲にすることが
「覚悟」なのではない。

 

まったく予測できない、
暗闇のような世界の中に

「自分が進むべき正しい道」

を照らし出す光。

それがジョルノの言う
「覚悟」というものだ。

前回、
「幸せになるためには覚悟が必要だ」
という話をしたけれど、そのことを
非常に分かりやすく言い表して
くれている名言だ。

 

過去がどうであれ、自分が幸せになる
覚悟を持つ。

  ↓
それによって「自分が進むべき道」を
明確にする。

  ↓
その道を歩み続ける。

 

これが、ジョジョが教えてくれる
「幸福論」だ。

先日のjohn woodenの話でも書いた
けれど、未来がどうなるかなんて、
誰にも分からない。

我々には、どの道を歩むかを決め、
その道を歩む事しかできない。

言い換えれば、我々にできるのは
「結果を得る事」ではなく
「プロセスを歩む事」だけだ。

それに気づく事。

そしてどんなプロセスを歩むのか
を決める事。

それがジョジョが教えてくれる
「覚悟」なのだと僕は思っている。

 

あなたの「覚悟」という「光」は、
どんな道をあなたの目の前に
照らし出してくれるだろうか?

 

阿部 龍太

 

【追伸】

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