それはどうすれば上手くいく? 〜エディージャパンに学ぶ、新年に立てた目標が達成できない理由(その2)〜

どうすれば、それは、うまくいく?

 前回からお伝えしている

「新年に立てた目標が、
年末までに達成されない
理由について考えてみた」

シリーズの第二回。

 

前回は

1.行動しても上手くいかない

という人のために、その理由の
ひとつめをお伝えした。

→第一回の記事はこちらから

 

「達成したい目標がある」

「そのために努力もした」

「でも上手くいかない」

・・・

そんな人に向けてお伝えしたものだ。

 

今回は、ふたつめの要素をお伝え
しようと思う。

 

1−2.能力不足

これはもう読んで字の如く。

やるべきことをやるための能力が不足
している、ということだ。

 

目標達成のためにやるべき事は
明確になっている。

第一歩としてはバッチリだ。

でも、そのやるべきことをやりきる能力が
無ければ当然だがそれは絵に描いた餅に過ぎない。

 

ではどうすればいいか?

二つの解決策をご紹介しよう。

 

能力不足の解決策(その1)

一つは

できるようになるまで頑張る

ということだ。

 

エディージャパンがあれだけの成果を
出すために、どれだけの鍛錬をして
きたかご存知だろうか。

何度も長期合宿を行い、早朝から練習を
始め、食事の時にすらトレーニング要素
を取り入れ、身体と精神を徹底的にいじめ抜いた。

 

もちろん、その間トップリーグの試合や
練習もある。

「世界一の練習量を課した」

とエディーさんが胸を張るだけのことはあるんだ。

日本を代表する程の選手達が、このよう
に必死になって努力したからこそ、あの
歴史的な快挙という成果が得られた訳だ。

 

能力不足の解決策(その2)

そしてもうひとつは

自分でやらず、より得意な人にやってもらう

ということだ。

 

もしあなたが、交通事故に遭い、
手術が必要な怪我をしたらどうする?

病院に行き、外科医に手術をしてもらう
のではないだろうか。

 

この例に反対する人はそれほどいないだろう。

 

しかし、これが仕事になるとびっくり
する程、多くの人が勘違いしてしまう。

僕自身も当てはまる部分があるから
よく分かるけれど、自分で全部
やらなければダメだと思ってしまう
人が少なくない。

もちろん、その姿勢が悪い訳ではない。

己を磨くという意味においては、非常に
重要なことではある。

 

でも、今回の重要なテーマは

「目標を達成する事」

だよね?

「己を磨く事」

ではなくてね。

 

この優先順位を間違えてしまうと、
歩む道も、辿り着く場所も、大幅に
変わってしまう。

そう、1−1でもお伝えした

「選択ミス」

と同じようなことに陥ることもあるんだ。

 

エディーさんもこの点は非常に柔軟だった。

タックルには「世界のTK」として名高い
格闘家、高阪剛さん

またスクラムには元フランス代表の
名手、マルク・ダルマゾ

また日本代表の生命線ともなった
フィジカルとフィットネスの強化には
JPことジョン・プライヤー

メンタルコーチとして五郎丸選手の
ルーティーンを一緒に造り上げたことで
有名になった荒木香織さん

ビジョン・コーチとして、視野の
トレーニングを提供したシェリル・コールダー

・・・

といった、各界のスペシャリストを
招いている。

 

エディーさんは、きちんと目標を明確にし、
そこからブレない。

日本代表が日本ラグビーの歴史を変える。

その一点に集中し、そのために
必要な事だけに取り組んでいる。

だからこそ、自分よりも専門性が高い人
には、積極的に任せるようにしているのだそうだ。

 

もしあなたが、自分の能力不足で
悩んでいるなら

「どうすれば、これは達成できるのか?」

「それは本当に、自分がやらなければいけない事なのか?」

ということを考えてみて欲しい。

 

次回は、

2.行動しないから上手くいかない

という人のために、解決策を
考えてみようと思う。

お楽しみに。

 

→to be continued…次回に続く

 

阿部 龍太

 

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