なぜ行動ができないのか? 〜新年に立てた目標が達成できない理由(その3)〜

理由なき目標達成

 前回からお伝えしている

「新年に立てた目標が、
年末までに達成されない
理由について考えてみた」

シリーズの第三回。

 

前回までは

1.行動しても上手くいかない

という人のために、その理由の
ひとつめをお伝えした。

→第一回の記事はこちらから

→第二回の記事はこちらから

 

今回からはもうひとつの要素

2.行動できない(から上手くいかない)

という人のために、その理由と対策を
考えてみたい。

 

2「行動できない」人のために

「目標は立てた。
でもなかなか行動に結びつかない」

という人がいる。

こういう人はどうすればいいのだろうか?

 

やるべき事が何なのか分かっていない
から、やるべきタスクを明確にする

モチベーションが不足しているから、
モチベーションを高める努力をする

・・・

間違ってはいないと思う。

 

でも残念ながら、これらに取り組んだと
しても、変わらない人がほとんどだろう。

タスクの明確化も、
モチベーションアップも、
これらはあくまでも

「表面的な対処」

なのだから。

そして表面的な対処だけでは
この問題を解決できないからだ。

だから今回はそういうことではなく、
もっと深い、根本的なことをひとつ、
お伝えしたい。

 

目標は立てた。

でもそのための行動ができない。

この「根本的な原因」のひとつとは

そもそもその目標を達成する気持ちが無い
(もしくは弱い)

というものだ。

 

身も蓋もない話だけど、

そもそもその目標を達成する気がない

これが根本的にあるからこそ、いくら
具体的な行動を明確にしてもそれに
取り組めないし、モチベーションを
高めようとしても上手くいく訳が無い。

 

車で言えば、

整備もバッチリ。

ガソリンも満タン。

でもキーが入ってない。

という感じ。

どんないい車でも、絶対に動く訳ないよね。

 

ではなぜ、目標を達成する気持ちに
なれないのだろうか?

 

なぜ、その気になれないのか?

「目標を達成する気持ちが無い」

なぜこんな状況に陥ってしまうのだろうか?

ひとつ挙げるとするならば

その目標を達成する必要性
に気づいていないから

というものだ。

 

言い換えるならば

その目標を達成するための
「理由」を持てていない

となる。

 

例えばダイエットをしようとしている
AさんとBさんがいたとしよう。

 

Aさんは友人に誘われて、何となく
ダイエットを始めようとしている。

Bさんはダイエットをしないと命に
関わると医者に宣告されていて必死になっている。

 

さて、このAさんとBさんは同じ行動を
とるだろうか?

確実に行動に違いが出てくるのでは
ないだろうか。

 

なぜ、違いが生じるのか?

それは「ダイエットをする理由」に原因がある。

片や特に理由はなく、
片や明確な理由がある。

であれば、取り組む姿勢、
具体的に行う行動、そして
得られる結果が全く違うものになるのは当たり前だよね。

 

僕自身、サラリーマン時代に個人の目標
を立てる事を課されていたが、自分で
立てた目標に上司の許可が下りず、
結局上司が作った目標を提出させられて
いたことがある。

 

他者に押し付けられた目標
そんなものに達成意欲が湧くだろうか?

とは言え、そういう状況でも目標達成に
向けて努力しなくてはいけない。

それがサラリーマンの宿命だ。

 

このように

目標を達成する気がない

という場合、どうすればいいのか?

 

次回はそのことについて考えてみようと思う。

お楽しみに。

 

→to be continued…次回に続く

 

阿部 龍太

 

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