「お金のブロック」とうまく付き合う(補足1)

「考えよ!そして感じよ!」

前回まで

「お客様からお金をいただくことに躊躇する」

という意識、いわゆる

「お金のブロック」

について、僕自身を例にしていくつか
対策を考えてみました。

→第一回「お金のブロックを外すために必要なこと(その1)」はこちらから

→第二回「お金のブロックを外すために必要なこと(その2)」はこちらから

→第三回「それでも「お金のブロック」が外れないあなたへ」はこちらから

 

この三部作について、ご感想やご質問をいくつかいただいた。

(メッセージ送ってくれた人、ありがとう!)

ただそれらを見ていると、内容が比較的
デリケートなものだったこと、また僕の
伝え方がまだ未熟だったせいか、ちょっと
理解が浅い感じがしたので、今回は

「お金のブロックをコントロールする上で、絶対に押さえていてほしい重要なポイント」

を簡単にまとめてみようと思う。

 

お金のブロック対策その1「言葉の使い方」

「お客様からお金をいただくことに違和感を感じる」

という、いわゆる

「お金のブロック」

がある人は

「お金」というものや「お金を稼ぐ」と
いうことに対して

「良くないものだ」

というイメージを持っていることが多い

(僕もそうだった)

「お金(を稼ぐこと)」=「良くないこと」

という「公式」が出来上がっているんだ。

 

問題はここだ。

 

「お金(を稼ぐこと)」=「良くないこと」

なぜ、このような「公式」が成立するのだろうか?

 

ちょっと考えてみてほしい。

なぜ、あなたは

「お金(を稼ぐこと)」=「良くないこと」

と感じているのだろうか?

そういう風に思うようになった
きっかけ、理由は何だろうか?

 

今までこの質問をして、色々な答えを
聞かせてもらってきたけれど、
そのほとんど全てに共通すると
言ってもいいポイントがある。

それは

「浅い思い込みであり、深く考えていない」

というものだ。

 

例えば僕は

「父親がよく見ていた時代劇の影響」

というきっかけで、お金に対する
違和感を感じるようになった。

 

1.不正を働く悪代官と悪商人がいて、彼らを成敗する主人公たちがいる。
   ↓
2.そして、その悪人たちは、お金と権力に固執している。お金のために権力を行使し、弱いものをいじめている。それに対して主人公たちはそうではない。
   ↓
3.だから、お金と権力は「よくないもの」である。

 

みたいな感じ。

 

は?何言ってるの?(苦笑)

 

全然意味が通ってないよね(笑)

2と3が全く論理的に繋がっていない。

こうやって文字にすると、よく分かると思う。

 

ちょっと考えれば分かると思うけど、
悪いのは悪事を働いている悪人たちで
あって、彼らが好きな権力やお金が
悪い訳ではないはずだ。

恥ずかしいことではあるけれども、
いかに過去の僕がきちんと考えず、
何となくのイメージで自分の人生を
決めてしまっていたかを分かって
いただけるのではないだろうか。

 

もし、僕の考えが正しければ

権力のある人、お金を持っている人は皆悪い奴

ということになってしまう。

 

でも、実際はどうだろうか?

 

確かに権力やお金を持っている人で、
どうしようもない奴はいる。

僕も何人か知っているから分かる。

 

でも同時に、権力やお金を持っている人
で、本当に素晴らしい人もいる。

そういう人も僕は何人か知っている。

 

本当にお金が良くないものであるなら
ば、何故このような現実があるのだろうか?

 

もしあなたが今

「お金はよくないものだ」

と考えているのであれば、少しだけで
いい、時間を取って考えてみてほしい。

 

あなたにとって

「お金はよくないものだ」

と思う理由やきっかけは何だろうか?

 

そして、その理由やきっかけについて、
きちんと考えてみてほしい。

本当にお金がよくないものなのか?

他のものと混同させていないか?

ということを。

という訳で次回に続く・・・

 

→to be continued…次回に続く

 

阿部 龍太

 

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