- 2015-11-24
- こぼれ話
- お金のブロック, ブランドになれる人の思考法, プロ意識, 思い込み症候群
前回まで
「お客様からお金をいただくことに躊躇する」
という意識、いわゆる
「お金のブロック」
について、僕自身を例にしていくつか
対策を考えてみました。
→第一回「お金のブロックを外すために必要なこと（その１）」はこちらから
→第二回「お金のブロックを外すために必要なこと（その２）」はこちらから
→第三回「それでも「お金のブロック」が外れないあなたへ」はこちらから
今回は前回の補足の続きとして
「お金のブロックを無くさないからこそ、上手くいく」
という考え方をご紹介します。
そもそも「お金のブロック」はなぜ問題なのか？
そもそも「お金のブロック」の何が問題なのだろうか？
ここでもう一度、その点について考えてみたい。
１．「お金のブロック」がある
↓
２．このブロックによって「お客様からお金をいただくこと」に違和感や恐怖心を感じるようになる
↓
３．その違和感や恐怖心によって、行動できなくなる
つまり、「お金のブロック」があること
によって、２が、そして３が起こること
が問題なのであるということが分かる。
だから
「お金のブロック」は良くないもので
無くさなければいけない。
と考えている人が少なくない。
もちろん、無いにこしたことはないだろう。
しかし「無くさなければいけない」と
いうのは、少々問題なのではないか、
と思うんだ。
なぜなら「無くさなければいけない」と
思うと、そこに意識がいってしまって、
本当に大切なことに目がいき難く
なってしまいかねないからだ。
では、本当に大切なこととは何だろうか？
当然これだよね。
「商売をきちんと行うこと、行動すること」
だ。
特に真面目な人にありがちなのだが、
「無くさなければいけない」と思い、
お金のブロックに目が向くあまり、
この最も重要な「行動」をしなくなってしまう。
だから、僕は面談の際にはよく
「お金のブロックがあってもいいんじゃないですか？」
と言ったりする。
お金のブロックがあって行動できない。
お金のブロックを無くそうとして行動できない。
どちらにしても行動できないのならば、
無くそうとしなくてもいいんじゃないか。
ということだ。
そしてこのことも付け加える。
「お金のブロックがあっても行動できるようにするという考え方もありだと思いませんか？」
と。
この記事でも似たようなことを書いた
けれど、お金のブロックがあって、
お客様からお金をいただくことに
違和感や恐怖感がある
のならば、その違和感や恐怖感を
感じないレベルまで商品やサービスを
磨き上げるという考え方もある。
つまり、
「お金のブロック」というものを「更なるステップのための踏み台にする」
ということ。
踏み台があれば、通常越えられない壁も
乗り越えられたりするんじゃないだろうか。
実際にこういう形で「お金のブロック」
と共存している人もいる。
そしてその人は、素晴らしい商品を
お客様に提供し続けているし、
商売そのものも調子がいい。
こういうやり方でも、きちんと成果を
上げることはできるんだ。
一番の問題は、お金のブロックがある
ということではない。
そのせいで「行動できなくなる」ことなんだ。
僕自身もこのことで商売そのものより
色々勉強ばかりしていた時期があった。
もちろんだからこそ今、人の役に立てる
ようなものを提供できるという側面はある。
でも今思うと、もっと早く動いていても
良かったかなと思ったりもするけどね。
あなたはどうだろうか？
何が一番重要なのか、きちんと認識できている？
阿部 龍太
【追伸】
記事の裏話や、その他あまりブログに
書けないことはメルマガに書いています。
