パクリにまつわるエトセトラ・前編 〜パクリって何なんだろうね〜

「パクリ」って、何だろうね?

し前ですけど、著名なデザイナーの
方のパクリ騒動がありましたよね。
(今も続いてる?)

「我以外皆我師」と申しますし、
せっかくですのでこの騒動から
学ばせていただくとしましょうか。

 

「パクリ・盗用」というものについて
だけど、多くの人が言っているように、
クリエイターという人たちにおいては
ある意味避けられない部分はあるのかもしれない。

小室哲哉さんがtwiiterでこんなことを
言っていた。

あれだけたくさんの曲を作ってきた人
だけあって、個人的にはとても分かりやすいと思う。

 

確かに、何もない所からアイディアが
生まれるとは考え難い。

「アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
(byジェームズ・ヤング)

という有名すぎる言葉もあるくらいだし。

 

実際に僕も以前、クライアントさんに
とあるアドバイスをしたことがあるんだ
けど、契約が終了してから出版された
彼の本の中に、僕が当時教えたアドバイスが

「彼のノウハウ」

として書かれていたことがある。
(もちろん僕に何の連絡もない)

正直言って、見つけた時は軽くショック
を受けたけれど、冷静に考えてみれば
僕が教えたそのアドバイス自体も、
僕が仏陀とかシュガーマン
(アメリカのマーケッター)とかが
言っていたことを組み合わせて、その
クライアントさん向けに編集したものだ。

であれば、ある意味僕もパクった訳で
あり、別に僕がショックを受けたり、
怒りを感じるのも筋違いなのかなとも思った次第で。

その本はどうやらベストセラーになった
らしいので

「俺のお陰でベストセラーになったんだ」

と妄想しておけばいいかな、と(笑)

 

「誰もが何かしらをパクり、それを
アレンジさせて生きている」

という点は、どんな職業の
どんな人でもある意味当てはまると思うんだ。

(もちろん、アレンジさせない純粋なパクリはアウトだと思うけど)

 

そういう意味ではオリンピックのロゴが
他のロゴと似てしまっているのを

「パクリだ、盗用だ」

と言い切ってしまうのは少し早いのかも
しれないな、と個人的には思う。

当のご本人は、オリンピックのロゴに
関しては潔白を主張しているみたい
だし、訴えている側との話し合いが
落ち着くまで、結論づけるのは
待ってみてもいいのかなと。

(バックのデザインに関しては完全に
盗用ということで、とても残念なことだと思うけど)

 

ただ、仮に本当に潔白だったとしても、
今回のロゴは取り下げるなり、新しい
ものを創るなりした方がいいのでは
ないかなーと個人的には感じている。

 

長くなってきたので、
理由については次回にしよう。

お楽しみにー

 

次回に続く→to be continued…

 

阿部 龍太

 

【追伸】

この記事のタイトルも実はパクリだったりする。

元ネタ、分かるかな?

 

 

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