「絶対に成功できない人」の法則(その1)

絶対に失敗できる方法

先日、こんな記事を書いた。

→絶対に成功する「唯一の道」というものは存在するのか?

→「世界のウメハラ」に学ぶ、絶対に成功する「唯一の道」

 

「絶対に成功する法則」というものがあるのか?

もしあるならばそれは何なのか?

という事について僕なりに考えてみた記事だ。

 

今日はこの逆。

「絶対に成功できない法則」

について考えてみたいと思う。

「成功法則」というものは巷にたくさん
あるけれど、成功と失敗はある意味表裏一体。

「失敗法則」を学ぶ事でも、成功に
近づく事が可能だ。

失敗法則に当てはまる事を
しなければいいのだから。

 

という訳で

「絶対に成功する法則」に対する
「絶対に成功できない法則」

よろしければお付き合いくださいませ。

 

「絶対に成功できない人」の法則

結論から言わせてもらうと、この法則は
存在するというのが僕の意見だ。

 

よく言われているのが

「行動しない人」

というもの。

確かにこれは一理あると思う。

行動しなければ、何のフィードバックも
還ってこないのだから。

正しい意見のひとつではあると思う。

 

でも、僕はこの説明があまり好きではない。

だって乱暴すぎるから。

 

実際に行動をしているのに、望む成果が
得られていない人もたくさんいるよね。

そういう人はどう説明したらいいのだろうか?

 

ただ単に

「行動したか/していないか」

という二元論的な考え方ではちょっと
考えが浅いし、コミュニケーション
として乱暴だと思うんだよね。

相手だって、好き好んで行動していない
とは限らないんだしね。

 

では僕ならどう答えるか?

僕のブログを読んで下さっているあなた
なら、予想できると思うんだけど(笑)
僕の答えは

「正しい努力をしていたかどうか」

が成功の成否を決める鍵だと思う。

(「ああ、またか」って思ったそこの
アナタ、いつも読んでくれてありがとう!(笑))

 

ちなみに、こういう事を言うと

「努力に無駄なものは無い」

という反論をされる事がある。

それはその通りだ。僕もそれには賛成だ。

 

しかし、だ。

 

上手くいかない努力や、
上手くいかない行動ばかりでは、
心が疲れないだろうか?

ケンタッキーフライドチキンでお馴染み
カーネル・サンダースみたいに、
1000回以上断られても、

また、白熱灯を発明したエジソン
みたいに、10000回失敗しても、

そんな状況でも心が折れずに前に進み
続けられるような人は一般的には
少ないんじゃないだろうか。

と僕は思うんだ。

 

もちろん、失敗から学ぶ事で成功に
近づけるというのはその通りだ。
僕も完全に同意する。

ただ、いくら学べるからと言って失敗を
繰り返している間に、それこそ人生
終わっちゃったらどうするの?

と思ってしまうんだよね。

 

失敗から学ぶ事は、あくまでも
手段であって目的ではないのだから。

 

だからできるだけ「正しい努力」をする。

その上で、失敗から学ぶ。

個人的にはこれらが重要なんだと思う。

 

もちろん

「この努力は正しいのか、正しくないのか」

と迷ってしまって行動できなくなって
しまうのは本末転倒だ。

でもだからといって何も考えずに

「とにかく努力すればいい」

というのも違うんじゃないか、という事。

 

例えばあなたが、メッシみたいな
サッカー選手になりたいとしよう。

そうしたら、毎日一所懸命練習すると思う。

でも、円周率を100桁暗記したり、
ローマの五賢帝の名前を憶えたりは
しないよね?

「アントニヌス・ピウス」の名前を
知っていたからと言って、5人抜きの
ドリブルシュートを決められる訳ないよね?

 

要はそういう

「明らかにズレた努力」

はしなくてもいいんじゃないか?
という事なんだ。

そして更に言えば、こういった

「明らかにズレた努力」

をしている人は少なくないと
個人的には感じている。

 

では、この「正しい努力」が、なかなか
できていない理由は何なのだろうか。

それについては次回にお伝えしたいと思う。

次回をお楽しみに。

 

→「絶対に成功しない法則」次回はこちらから

 

阿部 龍太

 

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