自分に嘘をつこう。 〜みんな最初は嘘つきだった〜

「さあ、自分に嘘をつこう!」

「自分に嘘をつくな!」

何か学園ドラマとかで出てきそうな台詞
だが、この言葉について、あなたはどう
思うだろうか?

 

僕は、ある条件で

自分には積極的に嘘をつくべきだ

と思っている。

 

今日はそのことについて考えてみようと思う。

 

彼らは、自分に嘘をついていた

これは非常に個人的な意見だけれど、
どんなことであれ、何かを成し遂げた
人って、すべて嘘つきだと思うんだ。

例えば僕がたくさんネタにさせて
もらったラグビー日本代表。

 

エディーさんが就任した際

「日本ラグビーの歴史を変える」

と公言したそうだ。

 

さて、その時の日本代表に
「日本ラグビーの歴史を変える」ことは
可能だっただろうか?

失礼な言い方だが、
2012年当時の日本代表には
不可能だっただろう。

あの当時に南アと当たっていたら、
歴史を変えるどころか、全く歯が
立たなかっただろう。

 

それでもその当時から彼らは
「日本ラグビーの歴史を変える」と決めた。

そういう意味で、彼らは嘘をついていたんだ。

「その当時の彼らに実現できないことを実現する」

という嘘を。

 

しかし2014年、彼らは本当に
日本ラグビーの歴史を変えた。

3年前は嘘だったことを、彼らは本物にした。

そのために一所懸命「正しい努力」を積み重ねた。

(「正しい努力」についてはこの記事達を参考にしてほしい)

彼らは3年かけて、嘘を本当にしたんだ。

 

何かを成し遂げた人は、最初からそれを
成し遂げられる人だった訳ではない。

その時の自分には成し遂げられないこと
を、成し遂げると決めた。

それはある意味「自分に嘘をついた」と
言えないだろうか。

 

「日本の誉れ 澤穂希」の記事でも
似たようなこと書いたけれど

「今の自分」と「未来の自分」は「同じ自分ではない」

と僕は考えている。

 

今の自分にできないことも、
未来の自分にはできるように
なっているかもしれない。

最初から何でもできた人なんて、
少なくとも僕は知らない。

魔王を倒す勇者だって、最初は
スライムに手こずるんだ。

 

今の自分のまますべてが変わらない
ということ、それこそが「嘘」だ。

今のあなたと未来のあなたは、
もしかしたら全くの別人なのかもしれない。

日本代表が日本ラグビーの歴史を変えた
ように、あなたにも何かの歴史を
変えられるかもしれない。

 

さあ、今の自分に嘘をつこう。

今の自分にできないことを成し遂げる、
そんな嘘をつこう。

そしてその嘘を現実のものとしよう。

 

2016年は、大いに嘘をついては
いかがだろうか。

 

 阿部 龍太

 

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