ボタンのかけ間違いをしない人は、商売も人生も上手くいく

そのボタン、ズレてない?

先日から始まった
「誰が為に鐘は鳴る」シリーズ

第1回では

このサイトの目的と対象となる人

について、そして第2回では

思いや志を持っていても
商売で上手くいかない人の理由(その1)

さらに第3回では

思いや志を持っていても
商売で上手くいかない人の理由(その2)

についてお伝えしてきました。

 

今日は第3回で出た

「人間の器」

というものについて、
もう少し考えてみようと思います。


偉大なる先人による3つの参考例

昨日お伝えした

「人間としての器を広げる」

ことについて、もう少し具体的にする
のであれば、これらの言葉が参考になると思います。

 

思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。

 (マザー・テレサの言葉とされています)

  

そしてもうひとつ。

 

考えが変われば、意識が変わる
意識が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人生が変わる
人生が変われば、運命も変わる

(ウィリアム・ジェームズ) 

 

さらにもうひとつ。

 

狂人とは、同じことをして
違う結果を求める人のことである

(アルバート・アインシュタイン)

 

この3つの言葉は、
ほぼ同じことを我々に伝えてくれています。

結果として得られるものを
変えたければ、まずそのための行動を
変えていく。

そしてその行動を変えるためには、
その源となる言葉や意識を変える
必要がある、ということです。

 

もう少し違う表現をするのであれば、

目に見えるもの(成果・行動)を
変える為には、目に見えないもの
(=意識)を変える必要がある。

ということです。

 

この

「目に見えないもの(意識)を変えていくこと」

をしないのに、行動や成果を
変えようとしている人があまりにも
多い(自戒の念を込めています)ように見えます。

はっきり言ってしまえば、
そんなの上手くいきっこないんですよ。

シャツのボタンの一番上をかけ間違えて
いたら、いくらその下のボタンを
きちんとしめたとしても、結果として
全てのボタンがズレてしまいますよね?

 

口では「お客様の為に」と
言っていても、自分の利益のこと
ばかり考えていたら、結果としての
行動は全然違うものになりますよね?

そしてその行動の結果
得られるものも、変わってきますよね?

残念ながら、そういうことを
している人があまりにも多いんです。

 

実際のボタンのかけ間違いは、
見ればすぐ分かります。

しかし残念ながらこの

「意識のズレ」

というボタンのかけ間違いは、
なかなか分かりません。

だからこそ、何となく痛々しい
と言うか、気持ち悪いというか、
「勘違い」してしまう人が少なくないし、
当然そういうものが求められる訳も無いんですよね。

 

これはある意味、
情報分析や意思決定の能力でもある

「インテリジェンス」

とも近いものだと
個人的には考えています。

誤った情報や誤った思考プロセスでは、
当然誤った成果しか得られない。

これは国家戦略やビジネスのみならず、
ひとりの人間の人生についても、
同じことなのだと思うのです。

 

自分の「器」、つまり
自分の「レベル」を上げていけば、
自分の行動が変わり、その結果築かれる
「縁」が、そしてその結果として、
自分の存在する「ステージ」が変わる。

余談ですが、僕のコンサルティングの
メインコンセプトでもある

「Next Level, Next Stage」

は、ここから来ています。

 

あなたはいかがですか?
ボタン、かけ間違えていませんか?

 

是非ご自身のレベルを、
そしてご自身のステージを
高めていってください。

その為に必要なこと、
これからお伝えしていきますから。

 

・・・という訳で全4回の
「誰が為に鐘は鳴る」シリーズ
ここで一旦終了です。

お付き合い、ありがとうございました!
また明日をお楽しみに。

 

阿部 龍太

 

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