「現実」は怖いだけのものではない 〜「リアリストとロマンチスト(その2)」〜

現実世界はチャンスで一杯なんだ

前回、僕の師のひとりでもある、
事業プランナーの今井裕志さんのお言葉
を借りて、どんな商売をするにしても、
絶対に必要となる要素について少し考えてみました。

→前回の話はこちらから

 

なぜ、「現実を見る」ということを
厳しいことのように思う人が少なくないのでしょうか?

 

色々な人と話していて思うのですが、
それは多くの人が

「己の弱さや未熟さと向き合う」=「自分は駄目な人間なんだと自覚させられる」

という風に捉えているせいではないか、
と思うのです。

 

でも、僕はこの考え方は間違いだと
思っています。

 

この記事この記事でも書きましたが、

ネガティブな物事はポジティブな物事を産み出すきっかけになる

「弱い、未熟な自分=駄目な自分」ではなく「弱い、未熟な自分=まだ伸びしろがある自分」

というのが僕の意見です。

 

あなたには、まだまだ伸びしろがある。

本来持っている可能性を発揮できる余地
はまだまだ存在している。

このことに気付くために

「現実と向き合う」

必要があるのだと僕は思っています。

 

ですから「現実と向き合う」ことは、
厳しくもあり、そして同時に、
有り難くもある、そんな経験なのだと思うのです。

そして、今井さんもそういうことを
クライアントさんや僕たちに伝えてくれている、

そう思うのです。

 

叶えたい、実現させたい思いがある。

その「思い」は頭の中にあるもので
あり、「現実」ではありませんよね。

だからその「頭の中にあるもの」を
「現実化」させる。

そのために何をどのようにやっていくかを考える。

それが今井さんが僕に教えてくれた
「事業プランナー」という仕事です。

 

でもこれは別に「事業プランナー」に
限ったことではありません。

全ての商売に共通して、成功するために
はこのことが必要だと僕は思っています。

なぜなら(少なくとも3次元の存在としての)我々は

「現実世界に生きている存在」

なのだから。

 

当然のことですが、

言葉や行動に表さないと思いは伝わらない

絵に描いた餅は食べられない

行動しないと結果は得られない

これらのことに対して反論を出す人はいないと思います。

 

例えば

「あなたのことが好きです」

と思っているだけでは、その人が
振り向いてくれる可能性はほぼゼロでしょう。

挨拶したり、一緒に話をしたりと、
何かしらの「現実世界での出来事」に
落とし込む必要があります。

恐らくこの事に関して反対する人は
ほとんどいないと思うのですが、
なぜか商売というものに関しては、
このことを無視してしまう人が
少なくないように思います。

(これは自戒の念も込めていますが・・・)

 

商品やサービス、お客様、お金、
これらはすべて

「現実世界に存在するもの」

です。

それを無視しては、何をしても
この現実世界で上手くいきません。

 

是非、あなたの中にある「思い」を
「現実化させる」べく、現実世界に
足を踏み出してください。

その一歩は小さいかもしれないけれど、
必ずや大きな一歩になることでしょう。

応援しています。

 

阿部 龍太

 

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