新年ということで、計画を立てるということについて考えてみた。

「その計画、何のため?」

「一年の計は元旦にあり」

と言うが、今日の面談でちょうど

「プロジェクトの計画設定」

について質問を受けた。

せっかくなので、その際に僕がお伝え
した話を少し、シェアさせてもらおうと思う。

 

計画を立てるということ

プロジェクトの計画を立てる。

例えばどんな順番で、どんなことを、
いつまでに行うのか、そしてそれらは
誰が担当して、何をもって完了とみなすのか。

そういう要素を考えることだ。

 

これらをどのように考えるのか。

色々な方法があると思うけど、今日は
結構有名な二つの方法をご紹介しようと思う。

 

1.ウォーターフォールモデル

一言で言うならば、
川が上流から下流に流れるように、
やるべきこととその順番をきちんと
決めて、ひとつひとつそれらを
こなしていく、というもの。

(スタート)A→B→C→D・・・→Z(完成)

というような形。

それぞれをクリアするための条件が
きちんと決められており、基本的に
それがクリアできなければ次に進めない。

時間はかかるが確実性を取りたい場合
にはこちらを採用する場合が多いようだ。

 

2.プロトタイプモデル

一言で言うならば、
ある程度の条件で仮の完成物を作り、
それをブラッシュアップしながら
最終的な完成品に近づけていく、というもの。

(スタート)Za→Zb→Zc→Zd・・・→Zz(完成)

というような形。

とにかく形にすること、それが目的。

スピーディーにプロジェクトを進めたい
場合にはこちらを採用する場合が多いようだ。

 

計画通りにいかない、それが計画通り?

今回この2つをご紹介したが、
他にもいくつもある。

この二つを今回取り上げたのは
ただ単に、僕が過去に経験したことが
あるからで、別に何かを意図した訳ではない。

 

今回お伝えしたいことは

計画はあくまでも計画。

それより重要なことがある。

ということだ。

 

ウォーターフォールモデルだろうが、
プロトタイプモデルだろうが関係ない。

どちらにしたって、完全に計画通りに
進むことは無い。

大体の場合、計画が計画通りに
いかないことが計画通りなんだ。

(分かり難いかな)

 

計画を立てることはもちろん
重要なこと。

しかしもっと重要なのは、
そのプロジェクトを完成させること。

そして、そのプロジェクトを成功させること。

更には、そのために一歩足を踏み出すということだ。

 

あくまでも計画は、そのためのもの。

その優先順位を間違えてはいけない。

 

何のための計画なのか。

何のためのプロジェクトなのか。

一年の計を立てる際に、参考になれば嬉しいです。

 

 阿部 龍太

 

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