ブランディングに限らず、成功する方法は、実は結構簡単だったりする

「当たり前のことを、当たり前にやる」

「ブランディング」と言うと

「難しそうですね」

というリアクションをされることが多い
けれど、実はその肝は、結構簡単なことだったりする。

それは

「当たり前のことをきちんと行うこと」

というものだ。

 

例えば

「誠意を持って行動すること」

とかね。

センスなど不要で、誰にでもできる
ことだと個人的には思っている。

でも、最近の諸々の企業の様子を見て
いると、そうでもないのかなー、と思ったりして。

 

僕なんぞが偉そうに言うまでもない
けれど、突き詰めて考えれば、商売は人と人。

だからこそ人として当たり前のことを、
当たり前のように行う。

それが一番大事なこと。

 

以前

→「当たり前のこと」が生む「当たり前じゃない成果」

→「”当たり前”のチカラ」

の記事でも書いたけれど、実は当たり前
のことを淡々と続けることが一番難しく
そして成果が出るものだと思う。

 

ある経営者に起こったこと

昔の知人で、こんな経営者の方がいた。

「俺のやることに外れはないんだよ。

だからスタッフは自分のいうことを聞いていればいい。

異論や反論はスピードを落とすだけだから必要ないんだ。

人の筋なんてものは、ビジネスのスピードを落とすだけなんだよ、阿部君」

 

確かにこの方がこの言葉を口にしていた
当時、この方が経営している企業は
絶好調で、年商にして20億近くを達成
していた。

しかし、僕がこの言葉を聞いてから
たったの1年足らずで、この企業は
この世から姿を消してしまう。

 

その原因はここでは控えるけれど、
売上が下がったとか、そういうことではない。

「誠意を持つ」という当たり前のことを
しなかった。ただそれだけだ。

 

もちろん売上はきちんと上がっていた
し、資金繰りの問題でもない。

だから普通ならば会社が無くなるなんて
あり得ない状況。

なのにその会社は無くなってしまった。

僕も話を聞いて、嘘じゃないかと
思ったが、残念ながら本当の話だ。

 

でも、その後も似たような話をちらほら
と耳にした。

売上絶好調で時の人のようになった方
が、いきなり消えてしまったり。

そして、それもどうやら上で出した方と
同じように

「誠意を持つという当たり前のことを
きちんとやっていなかった」

ことが原因だったらしい。

 

これから分かるように今は、当たり前の
ことをきちんとやれば、当たり前の
ようにきちんとした成果を出せる。

そんなある意味「いい時代」なのでは
ないだろうか?

 

少なくとも僕の周りで成果を出している
人は皆そうだ。

きちんとした商品やサービスを、
きちんとしたやり方で提供している。

お客様やスタッフといった、関係する人
すべてに、きちんと誠意を持って行動している。

 

さて、あなたの業界、あなたの仕事における

「きちんとやるべき当たり前のこと」

とは何だろうか?

 

そしてその

「きちんとやるべき当たり前のこと」

はできているだろうか?

 

年末の時間がある時に、
一度考えてみることをお勧めするよ。

 

阿部 龍太

 

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