【愛は勝つ】〜日本ラグビーのブランドイメージ向上の理由(最終回)〜

「最後に愛は勝つ」

ラグビーW杯後「日本ラグビー」の
ブランドイメージが飛躍的にアップした
理由を探り、商売繁盛に役立たせようというこのシリーズ。

 

ついに、今日は、

最・終・回

となります。

 

前回は「心・技・体」の「心」として

エディーさんが日本代表に浸透させた

「日本代表のプライド」

を体現した選手達

についてお伝えしました。

 

今日は、その続き

愛は勝つ

〜日本ラグビーのブランドイメージ向上の理由(最終回)〜

として、お伝えしていきます。

 

ちなみに、バックナンバーはこちらです。

→「なぜ日本ラグビーのブランドイメージは向上したのか?」バックナンバー

今まで発表した全ての記事をまとめて
ありますので、よろしければご確認
くださいませ。

 

なぜ「愛」が「勝利」に結びつくのか?

「チームとは生き物である」

よく言われる言葉だけれど、本当に
その通りだと思う。

1+1が必ずしも2にならない。

マイナスになるときもあれば、無限に
なるときもある。

それを左右するのがこの「心」の
部分なんだ。

 

チームとして同じ目標を共有し、
その目標を達成すべく、各々の役割の
中で最善を尽くす。

それが出来たものが、結果として
勝利をプレゼントされる。

 

『星の王子様』で有名な
「サン=テグジュペリ」も言っているように

「愛するということは、おたがいに顔を見あうことではなく、いっしょに同じ方向を見ること」

なんだ。

 

そしてこれはスポーツだけではない。

ブランディングにおいても全く同じことだ。

同じ方向を見ること、

そしてその方向に共に進んでいくこと。

プロジェクトが上手くいかないチームと
いうのは、そのほとんどがこの点を疎かにしている。

 

ミッションでもビジョンでもコンセプト
でも、呼び方は何でもいい。

 

とにかく同じ方向を見ること。

そしてその方向に共に進んでいくこと。

成功の王道はこれに尽きるし、
ラグビー日本代表はこの点において
偉大なる努力をした。

だからこそのあの成果なんだ。

 

「終わり」ではなく「始まり」

エディーさんがラグビー日本代表に浸透
させた「プライド」という「心」は、
大きな、本当に大きな成果を産み出した。

エディーさんは、W杯の最後の試合と
なったアメリカ戦で涙ぐみながら

「私は皆にプライドを持って欲しかった。

そして皆は私の期待に応えてくれた。

国を背負うプライドを持ってくれて嬉しかった」

と選手たちに声をかけたのだそうだ。

 

エディーさんは本当に嬉しかったんだと思う。

残念ながら決勝トーナメントには
行けなかったけれど、「心・技・体」
全てにおいて成長し

「史上最大の敗者」

とまで賞賛された選手やスタッフ達の
闘いぶりに、指導者としてだけでは
なく、独りのラグビーを愛する男と
して、心の底から彼らに対して尊敬の
念と、誇りを感じていたんだと思う。

 

五郎丸選手も言っていたけれど、
これで終わりじゃない。

これからが始まりなんだ。

 

そしてそれは、日本ラグビーのみ
ならず、あなたの商売、あなたの人生も同じだ。

エディーさんを始めとする日本代表の
選手たち、スタッフ達から一つでも
多くを学び、是非ともご自身に活かしてほしいと思う。

それが、彼らへの恩返しになるのだから。

 

エディーさん、選手のみなさん、
スタッフの皆さん、関係者のみなさん

本当に、本当にありがとうございました。

 

阿部 龍太

 

【追伸1】

何故か知らないけれど、この記事を
書いてて涙が出てきた(笑)

荒木飛呂彦先生が

「JOJO6部の最終回を描いている時に泣いてしまった」

と言っていたけれど、その気持ちが、
少し分かるような気がする。

感動をさせてもらえ、勉強もさせて
もらえたラグビー日本代表には本当に感謝しかない。

 

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