MMKの男から学んだブランド構築の「秘訣」(その1)

MMK=モテてモテて困っちゃう

先日、学生時代の知人と食事をする
機会があって、そこである人の話を聞いた。

その人、仮にT君としておこう。

彼は、合コンに命をかけており、
大学の4年間で200回以上合コンを
主催し、1000人以上の女性と
話をしてきたのだそうだ。

そのT君、正直言って
見た目がすごくイケメンとか、
すごくお洒落だとか、モデルみたいに
スタイルがいいという訳でもないらしい。

(ごめんTくん)

でも彼は女性に結構な人気が
あったのだそうな。

確かに、200回以上も合コンを主催
する、つまりそれだけ女性を集める訳
だから、人気があるのも分かる気がする。

そんなMMK

(モテてモテて困っちゃう byさくらももこ先生)

なT君が教えてくれた

「女性にモテる為にはどうしたらいいのか」

というものがあるらしい。

それについて聞いてみると、
興味深い答えがふたつ返ってきた。

 

ブランド構築にもとても役立つものだと
思ったのでここで紹介したい。

 

T君の答えのひとつめ、それは

自己満足ではなく、相手が評価してくれるポイントをいかに見極められるか

というものだった。

つまり、自分で

「この服はカッコいい」

と思っていても、相手の女性が

「その服はカッコ悪い」

と評価するのであれば、その服は
「カッコ悪い服」なのだそうだ。

 

これは、ブランドプランニングの際にも
役に立つ意識だ。

 

ある商品を売りたいと思ったとしよう。

販売する本人は「この商品は●●だ」と
自信を持っている。

でもそれは、あくまでも

「販売する本人にとってのイメージ」

であり、購入するお客様にとっての
イメージではない。

お客様が同じように思うかどうかは
また別の話なんだ。

だからこの

「販売する本人にとってのイメージ」

を、

「購入するお客様にとってのイメージ」

に変換する必要がある。

つまり、

「この商品は(販売者にとって)●●だ」

という「あるイメージ」を

「この商品は(購入者にとって)◆◆だ」

という「別のイメージ」に変化させるということ。

ある種の「翻訳作業」みたいな
ものだね。

それによって、
新たなブランドコンセプトが生まれ、
そうなると売り方や対象となる顧客も
変わる場合があるし、下手をしたら
商品そのものが大幅に変わるときだってある。

でも大体の場合、その結果は
予想以上のことになる時が多い。
(もちろん良い意味でね)

 

いくら自分で良いものだと思って
いても、お客様にとって良いもので
なければ、それは存在しないも同然だ。

非常に残念なことではあるが、
それは目を背けてはならない、
受け容れなくてはならない事実。

自分の好き勝手なことをするのでは
なく、他者の役に立つことが
商売の目的なのだから。

 

その2は次回にしよう。
その2、あなたは何だと思う?

 

次回に続く→to be continued…

 

阿部 龍太

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