小布施見聞録 〜Day01 不思議の町のボクら〜

小布施第二町民ツアー

先日、JOCの理事の方にお逢いする
機会がありました。

そう、JOCです。ご存知ですよね。

 

日本小布施委員会
(Japan Obuse Committee)

 

です。

 

ん?知らない?またまたご謙遜を。

そんな謙遜癖のある奥ゆかしいあなたの
ために少し説明しましょう。

まぁ本当はご存知でしょうから、
説明の必要も無いかと思いますけどね。うん。


小布施とは、長野県にある町の名前。

JOC公式サイト(http://obuse.2nd.town/organization/)によると

小布施町は長野県北東部に位置する人口約1万1千人の町で、長野県内で最も面積が小さい町です。栗やりんご、ぶどうなどの果樹を中心とした農業生産が盛んに行われている農業の町であるとともに、40年以上も前から「町並修景事業」や「オープンガーデン」などをはじめとした様々なまちづくり事業を行政と民間企業、町民が協働しながら進めており、全国からもまちづくりの先進地として注目していただいています。

また、江戸時代に豪商高井鴻山が葛飾北斎を招きもてなしたことに象徴されるように、従来から「そと」の文化を柔軟に取り入れ、町の発展に繋げてきた姿勢やその精神性は、現在の「協働と交流、創造へ」という町の指針にも継承されています。

最近では、毎年8000人が参加する「小布施ミニマラソン」や、第二町民制度が生まれるきっかけにもなった「小布施若者会議」、さらには、全国の高校生を対象にした「HLAB OBUSE」など、町内外の交流を促す様々なプロジェクトを仕掛けつづけています。

また、民間の取組みとしても、スラックラインやスノーボード、ボルダリングなどのニュースポーツを楽しむことができる新しい拠点が町内で次々と生み出されています。

美しい町並や農村風景、おいしい食事から、若者文化の発信拠点まで、小さな町のなかで様々な表情を楽しむことができる町、それが小布施です。

とのこと。

まぁ、一言で言えば

 

田舎の小さな小さな町(町民の皆様ごめんなさい)

 ↓

自分たちの強みを活かして色々なイベントや産業を産み出し、発展させた。

 ↓

その結果、全国屈指の注目度の町になった。

 

ということです。

そしてそのサポートとして一役買って
いるのがこのJOCこと

「日本小布施委員会」

ということなんですね。

 

で、このJOCの方々と地元の方々が中心
となって、小布施の魅力をさらに広めるべく

「小布施第二町民ツアー」

という企画が動いています。

冒頭で僕がJOCの理事の方とお逢いした
というのは、このツアーに参加したから、ということです。

特にオチも捻りもなくてごめんなさいね。

 

という訳で今回はそのツアーについてのレポートです。

 

ツアー内容はその都度違ってくるのですが、今回は

 

1日目:小布施名産のさくらんぼ「チェリーキッス」の収穫体験

2日目:小布施が誇るイノベーション企業についての勉強会

 

という豪華二本立て。どうですか奥さんこのお得感!

この2日間で、ブランド構築について
非常に大きな参考になる経験をさせて
いただけたので、ほんの少しですが、
ここでシェアさせていただきます。


【小布施見聞録 〜Day01 不思議の町のボクら〜】

 

小布施に到着した僕たちを迎えてくれた
のは、JOCの理事でもある大宮さん。

JOC理事の大宮さん。どうですかこの爽やかさ!

JOC理事の大宮さん。どうですかこの爽やかさ!

写真を見ればお分かりのように、
とても爽やかな青年。

エグみのまったくない美味なる山菜の
如く爽やか極まりない、一言で言えば

SSK
(爽やかで爽やかで困っちゃう)
な青年です。

さらに最近部屋を掃除したそうで、
見た目も生活もSSKな青年です。

 

まずはこのSSK大宮さんによる
小布施の歴史やまちづくりの
レクチャーをしていただきました。

理事の松浦さん曰く「前回より進化している!」というレクチャー

理事の松浦さん曰く「前回より進化している!」というレクチャー

 

そしてレクチャーの後は、
実際に町歩きをしながら小布施の
歴史やまちづくりについてお話しいただきました。

ソフトクリームが溶けているのも気にせず、真剣に話してくださる大宮さん

ソフトクリームが溶けているのも気にせず、真剣に話してくださる大宮さん

ちなみに大宮さんはもともと
小布施出身の方ではなかったそうです。

と言うより、大宮さんだけではなく、
JOCの理事の方の何人かは小布施とは
縁もゆかりも無い方なのだそうです。

こういう「外からの新たな風」が、その
町にもともとあった「素晴らしい資産」
をより輝かせ、まちづくりをより
活性化させるという側面があるのでしょう。

しかもこの大宮さんという新風は
爽やかさこの上ないし(笑)

 

そんなSSK大宮さんとの町歩きの後は、
いよいよ初日のメインでもある

「小布施名産・チェリーキッス収穫体験」

ということで、小布施町農政担当を
されている湯浅さんのご案内のもと、
小林さんのさくらんぼ園にお邪魔しました。

これがさくらんぼの木。実が鈴なりです

これがさくらんぼの木。実が鈴なりです

ガイドをしてくださった小布施町農政担当の湯浅さん

ガイドをしてくださった小布施町農政担当の湯浅さん

今回の収穫イベントにご協力くださった、さくらんぼ畑を管理されている小林さん

今回の収穫イベントにご協力くださった、さくらんぼ畑を管理されている小林さん

 

ちなみに「チェリーキッス」とは、
「ノーススター種」という酸味が少し
強めのさくらんぼを加工したものを
指して言うのだそうです。

ジャムやドリンク、ジェラートや
お菓子など、色々なものがありました。

チェリーキッスのジェラート。白い方は小布施牛乳とのミックスです

チェリーキッスのジェラート。白い方は小布施牛乳とのミックスです

まだ全国的に認知度が高くないことも
あり、もっと良さを知ってもらいたい
と、少量、それこそ1kg未満でも
卸していただけるとのこと。

カフェとかお店を運営されている方は
チャンスかもしれませんね。
(どなたか商品企画一緒にやりませんか?)

小布施と言えば何と言っても「栗」が有名です。

ただ、それだとどうしても一時期しか
お客様に喜んでいただけないということになりかねません。

それは町としてもあまり喜ばしいことではない訳です。

そのため一年を通じてもっと喜んで
いただくべく、このさくらんぼや桃、
リンゴやぶどうなど、多くの果物が
穫れる小布施の地力を活かしていこうと
されているそうです。

収穫に勤しむ大宮さん。何をしても爽やか

さくらんぼ収穫に勤しむ大宮さん。ホント、何をしても爽やか

そして知る人ぞ知ることですが、
特に桃とリンゴについては主食の
ごとく愛して止まない僕ですから、
この話だけでもう移住したい気持ちで一杯な訳です。

(レポートと全く関係ない話でごめんなさい)

 

ほんの十数分の収穫でこんなに。まるで宝石のような輝きです

ほんの十数分の収穫でこんなに。まるで宝石のような輝きです

 

収穫を体験させていただいた後は、
収穫されたものを加工して販売や
飲食の提供をされている

「6次産業センター」

に移動。

6次産業センターの入り口にあった看板。こういう宣言いいですね

6次産業センターの入り口にあった看板。こういう宣言いいですね

そして併設されているフレンチのお店

「花屋」さん

でチェリーキッスラッシーに舌鼓を
打ちながら、湯浅さんから小布施の
産業についてお話をいただきました。

 

お店そのものもメニューも素敵な花屋さん

お店そのものもメニューも素敵な花屋さん

小布施の産業についてお話くださる湯浅さん

小布施の産業についてお話くださる湯浅さん

初恋のような甘酸っぱさのチェリーキッスラッシー

初恋のような甘酸っぱさのチェリーキッスラッシー

 

美味しく生んだ後は、豆腐料理が絶品のお店

「まめ家」さん

で夕食をいただき、1日目は終了。

僕とした事が、美味しさのあまり写真を撮ることよりも味わうことに集中してしまいました・・・これ一枚でお許しを

僕とした事が、美味しさのあまり写真を撮ることよりも味わうことに集中してしまいました・・・これ一枚でお許しを

 

美味しく、楽しく、
そしてSSKこの上ない1日でした。

アグレッシブでロマンティックで、
そしてこの上なくSSKな2日目は次回をお楽しみに。

 

阿部 龍太

 

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