成果が出る「コピーライティング」、成果が出る「コミュニケーション」

「向かい合う」or「同じ方向を見る」

前回の記事で、関東学院大学の元監督、春口廣さんのお言葉を引用して

ラグビーをはじめ、
スポーツとは、広い意味で

「コミュニケーション」

である。

という話をお伝えした。

 

前回の記事はこちらからどうぞ。

→「コピーライティング」とは「ラグビー」である。と言える理由 〜コピーライティングとラグビーの甘い関係(その2)〜

 

今回は前回の続きとして、

成果が出る「コピーライティング」と
成果が出る「コミュニケーション」

について考えてみようと思う。

 

成果の出るコピーライティングの根本にあるものとは?

webのランディングページ
店舗のPOP
テレビCM
駅や電車内の広告
・・・

商売における「コピーライティング」
とは、現代社会に生きていれば、
朝から晩までどこかしらで目にするものだ。

そして、成果が出るものもあれば、
出ないものもある。

同じ商品やサービスを扱っていても、
あるコピーでは成果が出るが、
別のコピーでは成果が出ない、
という事もある。

その根底には、どんな違いがあるのだろうか?

僕は、その違いの一つに

「コミュニケーションの質の違い」

を挙げたい。

 

「コミュニケーションの質の違い」とは?

 成果が出るコピーライティングと、
成果が出ないコピーライティング。

その二つを分かつ

「コミュニケーションの質の違い」

とは?

 

一言で言うと

「相手との目線の違い」

というものだ。

 

当たり前の話だけど、売ろうという意識
ばかりが先行する人から何かを買いたい
という人は、それほど多くないだろう。

何故ならば、それは、買い手の意識を
無視しているからだ。

自分の意識ばかりを優先しているからだ。

 

こういうコミュニケーションは

「向かい合わせ」のコミュニケーション

と言える。

相手と自分が「向かい合っている」
状態。

相手の目線の先には自分がいて、
自分の目線の先には相手がいる。

そういう状態のコミュニケーション。

 

もちろん、時と場合によるから、一概に
この形のコミュニケーションが悪いもの
だと言うつもりは無い。

ただ、少なくとも商売における
コピーライティングでは、上手く
いかないことが多いのも事実だ。

 

では、もうひとつの「成果が出る」
コミュニケーションとは、一体
どういうものだろうか?

それは、

相手と「向き合う」のではなく「同じ方向を一緒に見る」

という状態のコミュニケーションだ。

 

向かい合うのではなく、横に並んで、
同じ方向を見る。

そして、一緒に進んでいく。

自分も、相手も、同じ方向を見ている。
そういう状態のコミュニケーション。

これが商売における

「成果の出るコミュニケーション」

というものだ。

 

メンタルトレーニングやカウンセリング
を勉強している際に学んだのだが

悩みを持つクライアントさんに

「どうなりたいのか」

という

「行きたい方向」

を明確にしてもらい、その方向を一緒に
見て、そこに近づくために必要な
一歩を踏み出す。

この姿勢、まさにここでお伝えした

「成果が出るコミュニケーション」

に通じるものがあると思う。

 

「お客様を見る」のではなく、
お客様の欲しいもの、得たいもの、
避けたいものを「一緒に見る」こと

そしてその場所に向けて
「一緒に一歩を踏み出す」こと

それが

「商売において成果が出るコミュニケーション」

「商売において成果が出るコピーライティング」

というものだ。

 

あなたのコミュニケーション、
あなたのコピーライティングは
どうだろうか?

どこに目線が向いているかな?

 

阿部 龍太

 

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