- 2016-8-6
- ビジネスで大切なことは結構●●●から学んだ
今日は8月6日。
多くは語らないけれど、今の時代を生きている我々にとって、きちんと考えるべき日のひとつだ(と、個人的に思ふ)
突然だけど「鎮魂」という言葉の意味を調べてみると
1 死者の霊魂を慰めしずめること。
2 神道で、生き身の体から魂が抜け出さないように、体に落ち着かせる(=鎮)こと。たましずめ。
という意味があるそうな。
これは僕の勝手な解釈だけど、
自分の魂が落ち着いている状態、即ちどのような形、どのような状態であれ、自分が自分の人生を生きていると納得できている状態。
このような生き方をする事が、死者の魂を慰め、鎮める事に繋がるのではないか。
そんな風に思うんだ。
今日は長野県は小布施町で開催されたスラックラインの全国大会に撮影の仕事で呼んでいただいた訳だけど、個人的にこの仕事を受ける事はここで言う「鎮魂」という意味合いがあった訳で。
ただ単に目の前の被写体をカメラに記憶させるのではなく、イベントの魅力をより引き出せるような撮影コンセプトと、そのための技法を提案する。
それを求めてくれる案件だからこそ、それ以外の条件は無視しても正直それほど問題はなかった。
「魂と肉体を鍛えようとしない仕事は引き受けたくはない。そんな仕事は、中身のない豆の価値すらない」
と言ったのは、親愛なるイビチャ・オシム(サッカー日本代表元監督)さんですが、これはサッカーに限った事ではないと思う。
「魂」と言うと胡散臭く感じる人もいるだろうけれど、外部的な報酬に関係なく心の中から湧き上がってくるもの。
「感動」と言ってもいいだろうし、もっと言えば「回心」と言ってもいいのかもしれないもの。
それこそが「魂を鍛える」と言えるものなのだと個人的には感じている。
魂を、そして肉体も鍛える。
そんな仕事をしていきたいし、そんな仕事をする人をサポートしていきたい。
最高気温37℃の熱波で少しフラフラしつつ、そんな風に思った一日だった。
さて、明日も頑張るかね。
阿部 龍太