そもそも「ブランド」って一体何なんだろう?

「ブランド」って一体なんだ? by ディオ・ブランドー

今日はちょっと真面目な内容を。

ブランドプランナーとして活動していてよく思うこと。
それは

みんなは「ブランド」って言葉を、
どういう意味で使っているんだろう?

ということ。

 

「あの会社(人)はブランドができている(できていない)」

「あの会社(人)はブランドがある(ない)」

「あの会社(人)はブランドを上げた(下げた)」

 

といったように使っている人って、
結構多いと思うし、実際に僕も
こんな風に使うこともある。

でもそもそも、その「ブランド」って、
どういう意味なんだろう?

今日はその事について
一緒に考えてみよう。

*余談だけど、
この「言葉の意味」について
きちんと明確にする事は、
コミュニケーションを必要とする
あらゆる場面で非常に重要なのでおススメだ。


「ブランド」という言葉の意味

調べてみると、色々な人が
ブランドを定義している事が分かる。

例えば

  • ブランドとは顧客との約束である
  • ブランドとは自己認識である
  • ブランドとはその企業の名前が持つ力である
  • ブランドとは顧客が持つイメージである
  • ブランドとは信頼の証である
  • ブランドとは知名度の高さである

・・・

色々な人が色々な表現を使っている。

つまり、それだけ
「ブランド」というものは
抽象的であやふやなものなんだよね。

「愛」とか「豊かさ」といった言葉と
似ているかもしれない。

で、こういう風に色々出してみると、
どれが正しいのか?という話になると思うんだけど

あくまでも僕個人の意見として
言うならば、上記のものはすべて
正しいと思う。

つまり「ブランド」という概念の
一側面をそれぞれ表現している、
ということなんだだ。

で、このサイトでは
「ブランド」というものをひとつの
テーマとして書いていく訳だから、
僕なりの「ブランド」という
ものの定義をしておく必要がある。

 

このサイトにおける「ブランド」の定義

このサイトで僕が定義する「ブランド」とは

ブランドとは、自分の強みや自分らしさを「活用すること」によって他者の役に立ち、それによって築かれる「縁」

というものだ。

 

ここで「活用すること」と
なっていることに気づいて欲しい。

「自分の強みや自分らしさ」を
「ただ使うだけ」では
「他者の役に立つ」とは限らないからだ。

もちろん、自分の強みや
自分らしさをただ使っているだけで
他者の役に立っている人もいる。

でもそれは、たまたまそうなっている
という要素が大きい。

だから「自分の強みや自分らしさ」を
「他者の役に立つ」ように「活用すること」が必要なんだ。

よく聞く

「ワクワクすることをやっていれば成功する」

というものについて、
それを実践しながらも多くの人が
上手くいっていないという現状は、
この辺りの問題があると思う。

これについては、今後時間を取って
お伝えしていくつもりだ。

 

自分の強み、自分らしさ、
つまり自分の魂を込められるような
情熱や想いを形にすることで
誰かの役に立つ。

それによって色々な人と
「縁」が築かれ、さらに
それによって周りの人も、
そしてあなたも豊かになる

こうやって書いてみると、
別に難しい事じゃないし、
どちらかと言えば、普通の事だよね。

でもどんな業界、業種であっても、
普通の事をきちんとやることが
一番難しかったりするし、
それをやり切ることができる人が
成功を手にできるのだと思う。

 

そう、ある意味「ブランド」とは

自分の生き様を見せ、それに共感してもらうこと

とも言えるんだよね。

 

これからブランドを構築する為に
必要な具体的な要素をお伝えして
いくんだけれど、この根本的な部分は
常に頭に置いておいてほしい。

とっても大切なことだから。

 

それでは、また次回に。

 

阿部 龍太

 

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