【「努力」を勘違いしてない?】〜日本ラグビーのブランドイメージ向上の理由(その5.1)〜

「努力」というものを、勘違いしてない?

ラグビーW杯後「日本ラグビー」の
ブランドイメージが飛躍的にアップした
理由を探るこのシリーズ。

前回は

ラグビーにも、ブランド構築にも当てはまる「土台」の概念

についてお伝えしました。

 

ラグビー日本代表はこの「土台」と真摯
に向き合い、強固な「土台」を構築しました。

こういった弛まぬ「努力」によって、
あのような歴史的な成果が生まれたのです。

 

しかし、僕個人の周りを見ると、この

「努力」

というものについて、勘違いをして
しまっている人が少なくないように感じています。

ですので今回から少し

「努力」というもの

について、ほんの少しですが、
お伝えしていこうと思います。

 

題して

【「努力」を勘違いしてない?】

〜日本ラグビーのブランドイメージ向上の理由(その5.1)〜

よろしければ、お付き合いくださいませ。

 

ちなみに、バックナンバーはこちらです。

→「なぜ日本ラグビーのブランドイメージは向上したのか?」バックナンバー

今まで発表した全ての記事をまとめて
ありますので、よろしければご確認ください。

 

そもそも「努力」って何だろう?

辞書で「努力」という言葉を調べて
みると、こう書かれています。

努力(どりょく):ある目的のために力を尽くして励むこと

つまり「努力」とは

・何らかの達成したい目的がある

・その目的を達成するために行動を起こす

という二つの要素を持つ、
と言える訳です。

 

ただ、ここで、多くの人が陥る
「落とし穴」があります。

このことについて、これから
掘り下げてみましょう。

 

「努力は嘘をつかない」という「嘘」

突然ですが、

「努力は嘘をつかない」

この言葉、あなたはどう思われますか?

 

僕個人としては

「正しくもあり、間違ってもいる」

と思っています。

 

もう少し深めると、「努力」というものには

「二つの種類の努力」

が存在するということです。

 

この「二つの種類の努力」によって、

「努力は時と場合によって、嘘をつく場合もある」

というのが僕の意見です。

 

これは特に指導者やコーチや教師、
上司、そして母親・父親といった

「教育」という分野に携わる方

にとっては、非常に重要な考え方
だと(勝手に)思っています。

何かひとつでも活用していただければ
嬉しいです。

 

「努力」には「二つの種類」がある

上でお伝えしたように、努力には
「二つの種類」があります。

それは

1.正しい「努力」

2.間違った「努力」

というものです。

 

この二つをきちんと明確にし、
「正しい努力」を選択し続けること

これこそが、成果を得られる
ただ一つの道である、というのが僕の結論です。

 

 色々な方のお話を伺っていると、
この二つをごちゃ混ぜにして捉えており
それが原因でせっかく頑張っているのに
うまくいっていない。

そしてその結果自分や周りを責め、
自分自身を諦めてしまっている。

そんな人がどうも少なくないようです。

「間違った努力」をいくら積み上げても、得たい成果を得ることなんて出来ません。

努力の「量」の問題ではないのです。

 

前回まででお伝えしたように、
今回ラグビー日本代表が、今までの
常識を超えた成果を出せたのは、
この二つの努力にきちんと向き合い、
きちんと対処していったからです。

 

ではこの「二種類の努力」とは、
どういうものなのでしょうか?

次回からはその点について掘り下げて
みたいと思います。

お楽しみに。

 

→to be continued…次回に続く

 

阿部 龍太

 

 今回のまとめ

「努力」というものには「二つの種類」がある。

それは

1.正しい「努力」

2.間違った「努力」

というものであり、
今回のラグビー日本代表のように成果を
得られている人は、これらをきちんと
認識し、正しい努力を選択し続けている。

だから、それに相応しい成果が与えられるのである。

間違った努力の「量」をいくら増やして
も、得たい成果など得られない。

それに相応しい成果が得られるだけである。


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