- 2016-2-21
- こぼれ話, ビジネスで大切なことは結構●●●から学んだ
- ブランドになれる人の思考法, 常識とは何か？
先日、こんな記事を見つけた。
「食事をしたら歯を磨こう」
と言うのは、僕たちが子供の頃、いや、
もっと前から言われてきた事だと思う。
しかし、この記事によると、
最早そうとは言えないらしい。
食事の後ではなく、食事の前に歯磨きを
する事で、虫歯になり難い口内環境を
作ることができるのだそうだ。
長い間「正しい」と思われていた事が、
実はそうでもなかった。
これは何も歯に限った話ではない。
マーガリンだって昔は健康にいいと
言われていたし、
新聞やテレビは間違った事は言わない
と思われていたし、
現在違法な薬物と言われているもの
でも昔は普通に売っていたし。
経験や知識が積み重なったり、
時が移り変わる事で、
正しかったものが正しくなくなる
正しくなかったものが正しくなる
という事はよくある事なんだ。
そしてこの事は、
あなたにも言える事だ。
あなたの今の価値観、判断基準は、
あなたの今までの経験で得られた
ものによって定められている。
しかし、それは絶対不変のもの
なのだろうか。
僕の友人で、子供が大嫌いだった人が
いるけれど、実際に自分に子供ができた
途端にコロッと変わって、親バカっぷり
を発揮している人もいる。
僕自身も、昔は猫が大嫌いだったけど、
今は猫が大好きになっている（笑）
あなたが
「これは常識で、正しい事なんだ」
と思っている事は
「絶対に永遠に正しい」
という訳ではない。
「諸行無常」
という言葉もあるように、
全てのものは変わりゆく。
この世界も、あなた自身も、
あなたの価値観も。
別に「あなたは間違っている」と
言いたい訳じゃない。
ただ、あなたの考えに固執しすぎると
あなたが本来得られるはずのものが
得られなくなる、という事なんだ。
「自分を信じる事」と
「自分に固執する事」は違う。
前者はどんな変化でも受け容れられる
が、後者は変化を嫌う。
前者は自らを運命を切り拓く者と
見なし、後者は自らを運命の奴隷と見なす。
前者はこの世界の中で活動的に生きて
おり、後者は自分が創り上げた偽の
世界の中で眠っている。
あなたはどちらだろうか？
一度考えてみて欲しい。
あなたの常識は何だろうか？
そしてその常識は本当に正しいだろうか？
阿部 龍太
【追伸】
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