「コミュニケーションスキル」の差を生むもの

コミュニケーションスキルの「差」

々回ではまりちゃんの
「非言語コミュニケーション講座」のレポート
を、

前回では「非言語コミュニケーション」
というものについての具体例
を出した。

今回からは
「非言語コミュニケーション」
というものの、もっと言えば
言語・非言語関係なく

「コミュニケーションそのもの」

についての「本質」について
考えてみようと思う。


コミュニケーションスキルの「差」はなぜ出るのか?

世の中にはまりちゃんだけではなく
「コミュニケーションスキル」を
教えている人やスクールはたくさん
あるし、そういう本や情報もたくさん出回っている。

僕もそういうスクールや本で
勉強した事はある。それも結構な数。

多くのスクールや本は、
良質の情報を提供してくれる。

でもそういうスクールや本で
勉強しても、コミュニケーションの
能力が高まる人と、そうならない人に何故か分かれるんだ。

 

同じスクールや本で勉強しているのに、
相手に違和感や不快感を感じさせる人がいる。

逆に、そういうスクールや本で
特に学んでいなくても、素晴らしい
コミュニケーションスキルを持っている人もいる。

前回事例で出した、とあるホテルの
スタッフさん
も、研修で顧客との
コミュニケーションについて学んでいたはずだ。

でも残念ながら、あのスタッフさんの
コミュニケーションスキルは、
お世辞にも高いとは言えないものだった。

なぜこのような「スキルの差」が
出てしまうのだろうか?

そこには

「コミュニケーションの本質」

というものを押さえられているか
どうかの「差」があるのではないかと思っている。

 

コミュニケーションの「差」を生むもの

「非言語コミュニケーション」、
いやもう「コミュニケーション」の
本質とも言えるもの、

それはこの記事にも書かれているような
「人間の器の大きさ」
であり。

もっと言うならば、このサイトの
タイトルにもなっている

「愛」

だったりする、というのが僕の意見。

(抽象的で申し訳ないけれど・・・)

 

前回事例として挙げた
某ホテルのスタッフさんの対応が
慇懃無礼だったこと
の根幹にあるのは、
一言で言えば

「スキル不足」

なのだろうけれど、より根本的な
ポイントを突くのであれば、

相手に対する「敬意」や「思いやり」

つまりある種の「愛」の欠如にある、
ということだ。

 

そのスタッフさんには個人的に
何か嫌なことがあったのかもしれない。

もしくはその時たまたま、
体調が良くなかったのかもしれない。

でも残念ながら、
プロの視点ではそんな事は関係ないよね。

冷たい言い方かもしれないけれど、
それはそのスタッフさん自身の課題で
あって、相手には関係ないことだ。

 

アドラーじゃないけれど、

自分の課題と相手の課題を
きちんと分けること

そして

その時の自分の課題に集中すること

これらこそがこの「愛」に繋がる第一歩
であり、「コミュニケーションスキル」
を向上させるための第一歩なのではないだろうか。

そう思うとキング・カズはさすがだよね。

 

・・・この話、長くなるな(笑)

という訳で次回に続きます。

 

阿部 龍太

 

 【追伸】

昔、あるコミュニケーション講座で

「バックトラッキングとミラーリングを活用しましょう」

って習ったんだ。

「バックトラッキング」とは、
相手が使った言葉をおうむ返しすること

「ミラーリング」とは、
相手の動作を真似すること

ということなんだけど、人によっては、
これらをやればやるほど、面白いくらい
どんどん気持ち悪くなって、
相手との関係もギスギスしてしまうんだよね。

その理由には、今回や次回の話が
少なからず関係しているのだろうな。

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