「役立たず」と言われていた二人の男の復活物語

華麗なる復活の裏

今まで僕が何度もお伝えしてきた、
そしてこれからもお伝えしていくであろう

「正しい努力をするから成功する」

という一大テーマ。

これまでも、ラグビー日本代表の事例等
を通じてこの「正しい努力」の重要性と
その効果をお伝えしてきた。

参考

【なぜ日本ラグビーのブランド
イメージは向上したのか?】バックナンバー

 

今日は、別の素晴らしい事例について、
お伝えしたいと思う。

 

「役立たず」と言われた二人の男

イタリア、ロンバルディア州ミラノ県。

ここに「役立たず」と呼ばれた二人の男がいた。

 

一人は長友佑都。

もう一人は本田圭佑。

 

言わずと知れた、日本を代表する
サッカー選手たちだ。

今シーズン前半、ふたりとも
パフォーマンスを発揮できず、
チームに居場所を失くしていた。

 

特に本田選手は、チーム批判をして
しまった事もり、周りから散々な
言われ様だった。

「未確認物体」

「目立つのは金髪だけ」

とか、単なる誹謗中傷じゃないの?って
いうような報道もあったくらいだ(苦笑)

 

一方、長友選手もあまり出番が無く
「放出候補筆頭」と言われていたし、
監督すら彼は重要ではないという事を
公言していた。

2015年シーズン前半は、どちらも
苦境に立たされていたんだ。

 

それが今は、二人ともチームにとって
重要な存在となっている。

 

長友選手は放出候補だったのが
今やほぼスタメンに定着しているし、
本田選手は、最近のチームの躍進とも相まって

「チームに無くてはならない存在」

として、チームメイトからも、
メディアからも高い評価を受けている。

 

「復活」の理由

一時期は「放出候補」「役立たず」と
まで言われていた二人が、何故
「無くてはならない存在」になれた
のだろうか?

(ちなみに監督が変わった訳ではないよ)

もちろん、僕は二人に直接話を聞いた訳
ではなく、彼らの取材内容を見ただけだ。

ただ、それらからはほぼ間違いなく、
彼ら二人ともが

「正しい努力を継続してきた事」

が読み取れる。

 

ざっくり言うのであれば、彼らは

 

1.今のチームには何が足りないのか?

2.監督が求めているのは何なのか?

3.1と2に対して自分が提供できるものは何なのか?

4.3を元に、今の自分にすべき事は何なのか?

 

これらを常に考え、実際に
行動に移していたという事だ。

そしてその過程でこの4つが噛み合った。

チームが欲しているものと、
彼らが提供できるものが繋がった。

その結果、彼らは今のように
「無くてはならない存在」となったんだ。

 

ただがむしゃらに努力するだけでは
残念ながら足りない。

正しい努力

継続

これらが今の彼らの立場に影響を及ぼし
ているのは、僕の単なる思い込みでは
ないと思っている。

 

サッカーだけじゃない。

そしてこれは、商売でも同じ事だ。

商売とは、
自分が提供するもので、
誰かの問題を解決したり、
誰かを楽しませたり、
誰かの役に立つ事で、
報酬をいただくという活動だ。

 

・世界に不足しているものは何か?

・お客様が欲しているものは何か?

・自分に提供できるものは何か?

・自分が提供したいものは何か?

 

こういった事をきちんと考え、
実際に行動に移す。

プロのサッカー選手でも、
商売人でも、同じ事だ。

 

もしあまり意識した事が無いならば、
そして得たい成果が現時点で得られて
いないならば、是非一度考えてみて欲しい。

人生を大きく変えるきっかけに
なるかもしれないよ。

 

あなたはどんな「正しい努力」をしてるかな?

 

阿部 龍太

 

【追伸】

「使える」ブランディングについての
より深い情報や、あまり表には出せない
裏話等は、メルマガで書いてます。

もしよろしければこちらから登録してください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る