なぜ、この企画が炎上したのか? 〜ある写真展の炎上から学ぼう〜

こんがり炎上した理由

こんなニュースを見つけた。

→クジラ死骸上でポーズ、出品者が
受賞辞退 主催者は陳謝

北海道の

「北海道立オホーツク流氷科学センター」

が主催した写真展で最優秀賞に選ばれた
クジラの死骸の上でポーズをとる男の写真。

タイトルは「征服」

写真展で最優秀賞になった「征服」 この審査が物議を醸す事になる。

 

「生命を侮辱している」

「自然と命を冒涜しているようにしか見えない」

「すばらしき『オホーツクの四季』に呆れました」

 

というようなコメントが多く寄せられたそうだ。

 

その結果、最優秀賞は「該当作品無し」と変更になり、主催者は

「自然や環境を研究する機関でありながら、それらへの配慮や認識が欠如し、多くの方に不快な思いをさせてしまい、猛省している」

と謝罪した。

 

この炎上から我々が学べる事

さて、何故この写真展は炎上して
しまったのだろうか?

まず情報を整理してみよう。

 

まず、この写真展を主催した

「北海道立オホーツク流氷科学センター」

だが、公式サイトの「設立経緯」によると

「流氷や海洋に関する知識を分かりやすく学ぶ施設として設立」

となっている。

 

そして今回の写真展は、公式FBページによると

オホーツクをテーマにした写真のコンテストです

となっており、最優秀賞を選んだ審査員は

「北海道写真協会」の役員

との事。

協会の公式サイトを見てみると

北海道新聞社が後援し、北海道の写真文化の発展と向上を目的とした道内最大の規模を誇るアマチュア写真家のための協会です。

との事。

少なくとも写真に関しては、専門的な
知識や経験があるであろう人だと推測される。

 

そして今回炎上を招いた理由。

それは

最優秀賞の作品が、見る人に嫌悪感を
与え、物議を醸すものだった

からだ。

 

ではなぜこのような作品を、
最優秀賞として選んでしまったのだろうか?

そこにこの企画が炎上してしまった
真の理由が隠されている。

その辺りについて、次回で考えてみたい。

お楽しみに。

 

阿部 龍太

 

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