こうしてブランドは作られる。 〜ある企業のブランディング事例〜

ブランドが提供する価値

こんな記事を見つけた。

→「客室を担当いたします責任者の櫻井
翔…」一風変わった機内アナウンスが
”最高のおもてなし”だと話題に

航空機が離陸する前のアナウンス。

普通ならば、注意点を述べるだけなの
だろうけど、この航空会社のアナウンス
は一風変わっていた。

「客室を担当いたします責任者の櫻井翔…

…といえば誰もが知っている全国的に有名なアイドルグループ嵐の一員ではございますが、実は彼とは小学校からの同級生であり、もし彼と人生が入れ替わっていたらどんな人生を歩んでいたのだろうか…

…と日々、妄想にふけっております、私、タケウチ モトキでございます。」

なんだこりゃ(笑)

 

それ以外にも

機内でお困りの際には、どうぞお好みの客室乗務員までお申し付けください。

なお、お好みの客室乗務員にお声がけいただくのが恥ずかしいという方には便利なものがございます。

(と言って、各席の天井部分にある呼び出しボタンの説明をする)

どうぞお好みの客室乗務員が近くを通りました際に、これ見よがしにボタンを押してみて下さい。

よっぽどの事が無い限り、当該乗務員がお手伝いをさせていただきます。

というように、非常にユニークな
アナウンスだ。

ここまで読んだだけだと、ただ単に
面白いとか、ふざけてるというような
感想を持つ人が多いと思う。

しかし、最後のこの言葉が
この一見おふざけに見える行動の真意を
伝えてくれている。

それでは皆さま、どうぞ他社では味わえないような、一風変わった空の旅をお楽しみください。

つまり、ただ単にウケを狙ったり、
注目を浴びようとしている訳ではなく、

「お客様に一風変わった旅
を楽しんでいただきたい」

という「コンセプト」から生まれた行動
という事が推測される。

 

LCCとして「値段が安い」という

「機能的な価値」

を提供するだけではなく、

「楽しさ」という

「情緒的な価値」

も提供しようとしている訳だ。

 

この

「ブランドを構築する価値提供」

にはもうひとつの要素があるんだけど、
まずはこの2つを提供する事が、
ブランディングにおける大きなポイントだ。

ただ便利なだけでもなく、
ただ面白いだけという訳でもない。
両方のバランス。

あなたのブランド構築に、
是非生かして欲しい。

 

阿部 龍太

 

【追伸】

面白い機内アナウンスと言えば・・・

やっぱりこれは外せないでしょ。

彼の最後の台詞が、アメリカっぽくて好き(笑)

 

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