「当たり前のこと」が生む「当たり前じゃない成果」

この本を読め!『あたりまえのアダムス』

本、それは
時に最良の友でもあり、
時に最大の師でもあり、
常にそばにいて見守ってくれる
パートナーでもある。

人生を豊かにしてくれる
最も身近な存在、それが本。

そんな素敵な存在たちをご紹介しよう・・・


「当たり前」が生む「当たり前じゃない」成果

先月、こんな記事を書いた。

「”当たり前”のチカラ」

マーケティングとか商売の勉強をする
前に、もっとやるべきことがあるんじゃないの?

という話だ。

この

「”当たり前のこと”を当たり前に行うこと」

が、どれほど

「当たり前じゃない」成果

を生み出すのか、というテーマの本を、
今日はご紹介しよう。

 

「あたりまえのアダムス」
(ロバート・アップデグラフ著/ダイヤモンド社)

1916年にアメリカで出版され、
多くの人たちから絶賛された本だ。

この本の冒頭には、このように書いてある。

アダムスは、あたりまえのことをしただけなのに成功しました。

なぜ、あたりまえのことをしたら成功したのでしょう?

あたりまえのこととは何でしょう?

どうすれば、あたりまえのことができるのでしょう?

(『あたりまえのアダムス』より)

アダムスは、本当に
「あたりまえのこと」しかしていない。

  • 「この人と働きたい」と思ったからその人に会いに行った。
  • 商品の品質の高さを説明していなかったから、きちんと説明するようにした
  • 売りたいものをより目立つようにデザインを変えた

というような。

至極、あたりまえのことをしているだけ
なのだが、彼はその

「あたりまえのこと」

で成功を掴んでいく。

 

もちろんこの本はフィクションだ。

しかし、フィクションだからといって、
この本の内容が間違っていることにはならない。

先日の記事

「”当たり前”のチカラ」

でも書いたように、
本当に「あたりまえのこと」が
できていない企業やお店が多いからだ。

 

それこそ、顧客への挨拶だったり、
商品知識だったり、掃除だったり、
本当に、本当に「あたりまえのこと」ができていない。

そのくせ、見た目のデザインとか、
マーケティングとかには力を注ぐ。

別に否定をするつもりは無いけれど、
正直言って、凄い無駄遣いをしていると思う。

もったいないお化けが出るよ、ホント。

 

もちろん、デザインも、マーケティング
も、それらそのものが悪いという訳ではない。

むしろ大切なものだ。

でも、これらは、デザイナーや
広告代理店のように、

デザインやマーケティングが「メイン」の仕事

ではない企業にとっては、優先順位は
一番ではないはずだ。

 

飲食店や整体院の人が

「ウチの最も重要な仕事はマーケティングです」

と言ったらあなたはどう思うだろうか?

しかし、現実問題として、そういう風に
優先順位がズレているとしか思えない企業やお店がある。

 

この本で是非

「”当たり前”のチカラ」

というものの大切さに気づいてほしい。

そうすれば、あなたの商売は、
もっともっと成長していくだろう。

 

あなたの成長、僕にも教えてください。
楽しみにしていますね。

 

阿部 龍太

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