不思議で可愛らしい、現代アートの世界へようこそ。

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今日はちょっと時間ができたので、仕事
の合間に「現代アート」というものを体験してきました。

ほら、僕ってそこはかとなくアートな雰囲気が漂ってるでしょう?そんな僕にピッタリの場所じゃないですか?

ご、ゴホン!

芸術に関しては全くの素人の僕ですが、
知人が個展を開いているとのことで、
見に行ってきたんですよ。

場所は、溜池山王にある

「ANAインターコンチネンタルホテル」

ホテルの廊下の壁に飾られているという
形式なのだそうです。

これなら堅苦しくないし、多くの人にも
絵を観てもらえる。何気ないですけど、
結構素敵なアイディアですよね。

場所はロビー階からエスカレーターで
上がった3F。

お寿司の「乾山」さんと、
中華料理の「花梨」さんの間の
廊下の壁に飾られていました。

お寿司の乾山さんと中華の花梨さんの間の廊下の壁に絵が飾られています。

お寿司の乾山さんと中華の花梨さんの間の廊下の壁に絵が飾られています。

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「写真撮影もブログ掲載もOKですよ」

との有り難いお言葉をご本人から
頂戴したので、ここでちょっと
雰囲気をシェアさせていただこうと思います。

 

ん?ご本人って誰だって?
そうそう、紹介を忘れてました。

 

この絵を描いているのは

「サイトウミキ」さん

主にアメリカでずっと活動をされて
いて、海外にはファンも多いのだとか。

僕より一回りくらい若いのに、
とてもしっかりとした才媛です。

「サイトウミキ」さん。素敵なアーティストです。

「サイトウミキ」さん。素敵なアーティストです。

今回の展覧会のテーマは

「Sounds of a Silent Sneeze」
(静かなくしゃみの音)

というもので、サイトウさん曰く

「遠くからは抽象的なものに見える
けれども、近くで見ると動物の
写実的なディテールが浮かんでくる
ようなシュールレアルな作品を
描くことにしました」

とのこと。

うんうん、確かになかなかの
シュールレアルだ。
(サイトウさんごめんなさい)

 

観ていて面白いなと思ったのが、
全ての絵に「墨流し」の技法を
活用されているんですよね。

水に墨を流して、それをカンバスに
写し取る。

偶然の贈り物であり、
当然のことながら再現は不可能。

そんなミステリアスなその墨の
文様をベースに、絵を描いていくのだそうな。

 

僕も昔、絵ばかり描いていたことが
あって、水彩絵具で墨流しみたいな
文様を作っては、画用紙に写し取って遊んでいたものです。

ということはもし、あのまま
成長していたら、僕も今頃
サイトウさんのようになれていた
のかもしれませんね・・・

(夢だけ、ほんの少しの夢だけでも見させてください)

 

気を取り直して、並んでいた絵を
何枚かご紹介しましょう。

「氷山の崩壊」サイトウミキ

「氷山の崩壊」 by サイトウミキ

「健全な海」サイトウミキ

「健全な海」 by サイトウミキ

「トロピカルな結び目」サイトウミキ

「トロピカルな結び目」 by サイトウミキ

「優しいくすぐりとスキップ」サイトウミキ

「優しいくすぐりとスキップ」 by サイトウミキ

「ホゥー2.0」サイトウミキ

「ホゥー2.0」 by サイトウミキ

「Spring Freshet」サイトウミキ

「Spring Freshet」 by サイトウミキ

「やっぱりカバが好き」
な僕としてはやっぱり
「Spring Freshet」が気になりますが
他の絵も素敵なものばかりでした。

どの絵も、描かれている動物の
可愛らしく、そして何かを語りかけ
てくるような「目」が印象的なんですよね。

そしてその動物と、墨の文様の
取り合わせが不思議で面白い。

いや、「面白い」とか「素敵」とかしか
言ってない素人の僕の意見なんか
全く参考になりませんから、
是非一度実際にご覧になってみてください。

色々感じるものがあると思います。

 

8月10日(月)まで開催されている
そうですので、お近くに行かれた
際には、ちらっと立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

サイトウさん、愉しい空間を
ありがとうございました!
今後もご活躍をお祈りしています。

 

いつか、こういう人のブランディングを
プロデュースできたらいいな。

 

阿部 龍太

 

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