「生きる」という事

「生きる」

明日は僕の恩人の命日。

なのでこの時期は

「生きる」

という事について考える事が多い。

 

ここ数年で

「自分らしく生きる」

とか

「ワクワクして生きる」

という事を言っている人、
結構増えてきた気がする。

 

いい事だ。

自分の人生を充実させる事、
非常にいい事だと思う。

 

僕がお伝えしている「ブランディング」も

自分自身の素晴らしさを
他人に提供し、
互いに豊かになる

というもの。

だから当然、
自分らしく生きる事になるし、
ワクワクして生きられるようになる。

 

ところがだ。

「自分らしく生きる」

「ワクワクして生きる」

と言っている人と何人も話をしてきた
けれど、実際はそれほど自分らしく
生きてもなく、ワクワクもしていない
人が少なからずおられた。

 

どうもそういう人達は

「自分らしさ」

「ワクワクして生きる」

という事をほんの少しだけ勘違いして
いるように感じる。

 

そう、ほんの少しだけ。

でもそのほんの少しが、回り回って
大きな違いになってしまう。

 

そしてその結果、

自分らしくも生きられず、

ワクワクもできず、

自分や他人を責める事になってしまう。

 

僕が今までお話を伺った人達は、
真面目な方が多かったせいか、
こうなると自分を責めてしまう人が多い。

だからますます、自分らしくも
ワクワクもできない。

 

理由はいくつもあるのだけれど、
ひとつ挙げるとするならば

自分と他者を分裂させ、
別のものとして分けて
考えてしまっている。

のではないか、と思う。

 

(参考)
→ワクワクする事をしても上手くいかない、そんなあなたへ

 

人は一人で生きているのではない。

それは一人の人という「一点」でしか
物事を見ていない、狭く浅い小さな視点だ。

 

この世界には、あなたや僕、あの人や
この人が、それぞれ個別に存在して
いるのではない。

 

太陽、水、空気、動物や植物。

そういう「自分以外の全ての存在」との
「関わり合い」の中で我々は生きている。

「生かされている」という表現でも
いいかもしれない。

 

その事を教えてくれる素晴らしい
資料がある。

それを次回、ご紹介したい。

お楽しみに。

 

阿部 龍太

 

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