なぜ日本ラグビーのブランドイメージは向上したのか?(その4)

ラグビーでもビジネスでも必要な「心技体」

ラグビーW杯後「日本ラグビー」の
ブランドイメージが飛躍的にアップした
理由を探るこのシリーズ。

前回までで

「自分たちのやるべきこと、自分たちでコントロールできることに集中してやり切った」

ということが、ラグビー日本代表の躍進
の根本にあるという話をしました。

では、具体的にどのようなことに集中
していたのでしょうか?

 

今日からはこのことについて

なぜ日本ラグビーのブランドイメージは向上したのか?(その4)

として、お伝えしていきます。

 

ちなみに、バックナンバーはこちらです。

→「なぜ日本ラグビーのブランドイメージは向上したのか?」バックナンバー

今まで発表した全ての記事をまとめて
ありますので、よろしければご確認
くださいませ。

 

日本ラグビー躍進の理由を「心・技・体」で考えてみる

「心・技・体」

この言葉を聞いたことがない人は
それほど多くないと思います。

相撲などでよく使われている概念です。

ちなみにこれは、商売においても説明
することができます。

 

心:マインドセット(考え方・在り方)

技:マーケティングやセールス等のテクニック

体:商品やサービス

 

というように。

ベタですけど、結構使えますよ。

 

それで、今回のテーマでもある

「日本ラグビーのブランドイメージ向上」

についても、この概念が使えそう
なので、今後はこれで説明させてもらいますね。

 

ちなみに、この「心・技・体」は、
それぞれ密接に繋がっており、互いに
影響し合っています。

どれか一つに影響が出れば、他の二つ
にも影響が出やすくなるのです。

 

例えばどれか一つを磨くと、他の二つも
輝きやすくなります。

実際に五郎丸選手も言っていましたが、
代表デビューした頃は今よりも20kg
近く体重が軽く、世界の大柄な選手と
対戦する際に物怖じしていたそうです。

しかし今回、彼は約100kgまで身体を
作り上げました。

つまり「体」を磨き上げた訳です。

そしてその事実、そこに至るまでの
プロセスが、彼に

「世界の大柄な選手にも負けないんだ」

という「心」の部分までも
輝かせることになったのです。

 

そして同時に、それは逆も然り。

どれか一つが曇れば、他の二つも
曇りやすくなってしまいます。

ラグビーに限らずあらゆるスポーツに
おいて、将来を嘱望された選手が輝く
ことなく消えてしまう例が後を絶たない。

それは、まさにこれを表していると断言できます。

サッカーなんか、特に顕著ですよね。
(アドリアーノは本当に残念でした・・・)

これは、結構重要な要素なので、
よかったら頭の片隅に置いておいて
もらえれば幸いです。

 

今回、日本代表がレベルを高められた
のは、この「心・技・体」すべて
磨き上げたからです。

次回からは、それぞれについて
どのような点を磨き上げたのか、そして
それがあなたの商売にどう参考になる
のか、について、考えてみたいと思います。

お楽しみに。

 

阿部 龍太

 

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