- 2015-8-21
- こぼれ話, ビジネスで大切なことは結構●●●から学んだ, 素敵な人の素敵な言葉から学ぼう。
- ブランディング, マーケティング, 五輪書, 宮本武蔵, 差別化
前回に引き続き、今日も宮本武蔵「五輪書」から。
妙前回、
一本の柱よりも複数の柱を作ることの重要性
についての話をした。
あなたの専門性をより強く輝かせる為に、直接関係ない別の分野を深めるという話だ。
こういう話をすると
「いや、1本しかなかったとしても、
その一本の柱をより太くすればいいのではないか」
という意見もあると思う。
確かにそれは間違ってはいない。
ただそうなると商売で成功する、
ブランドを構築するという観点では
非常に難しくなるんだ。
簡単に言えば
「差別化のポイントが減っていく」
ということになる。
例えば、僕のように
「商売の成長のアドバイスをする人」
は、それこそ星の数ほど存在する。
単に「マーケティング」だけで勝負して
いたら、すでに活躍している人たちに
勝つどころか、星の数ほどある集団に
埋もれていってしまうよね。
でも、そこに別の要素を付加したら
どうだろうか。
例えば
「マーケティング」
+
「五輪書」
つまり「五輪書」の内容を活かして
マーケティングを教えられる人だったら?
恐らく同じようなことが出来る人の数は、確実に減るよね。
さらに別の要素を付加したら
どうだろう。
「マーケティング」
+
「五輪書」
+
「ジョジョの奇妙な冒険」
「五輪書」と「ジョジョの奇妙な冒険」
を活かしてマーケティングを教えられる人。
これと同じようなことが出来る人は、
それほどいないのではないだろうか。
「組み合わせ」
これが「ブランド構築」のための
第一歩だったりする。
よかったら試してみてほしい。
もちろん、それぞれの分野を「深める」
ことが重要だから、ちょっとかじった
だけで「柱」になる訳ではない。
それぞれの柱全てを強くする、
それぞれの分野全てを深めていく
必要がある。
だから、ひとつだけを深めるより
当然大変な部分もある。
でもだからこそ、あなたにしか
できない、あなただけのブランドを
構築できるんだ。
だから、がんばって!
という訳で今日はここまで。
次回はもうひとつの側面について
考えてみたい。
阿部 龍太