宮本武蔵が教える「道」の重要性(その2) 〜ブランド構築に役立つ言葉たち〜

組み合わせの「妙」

回に引き続き、今日も宮本武蔵「五輪書」から。

 

妙前回、

一本の柱よりも複数の柱を作ることの重要性

についての話をした。

あなたの専門性をより強く輝かせる為に、直接関係ない別の分野を深めるという話だ。

 

こういう話をすると

「いや、1本しかなかったとしても、
その一本の柱をより太くすればいいのではないか」

という意見もあると思う。

確かにそれは間違ってはいない。

ただそうなると商売で成功する、
ブランドを構築するという観点では
非常に難しくなるんだ。

 

簡単に言えば

「差別化のポイントが減っていく」

ということになる。

 

例えば、僕のように

「商売の成長のアドバイスをする人」

は、それこそ星の数ほど存在する。

単に「マーケティング」だけで勝負して
いたら、すでに活躍している人たちに
勝つどころか、星の数ほどある集団に
埋もれていってしまうよね。

でも、そこに別の要素を付加したら
どうだろうか。

例えば

「マーケティング」
  +
「五輪書」

つまり「五輪書」の内容を活かして
マーケティングを教えられる人だったら?

恐らく同じようなことが出来る人の数は、確実に減るよね。

 

さらに別の要素を付加したら
どうだろう。

「マーケティング」
  +
「五輪書」
  +
「ジョジョの奇妙な冒険」

「五輪書」と「ジョジョの奇妙な冒険」
を活かしてマーケティングを教えられる人。

これと同じようなことが出来る人は、
それほどいないのではないだろうか。

 

「組み合わせ」

これが「ブランド構築」のための
第一歩だったりする。

よかったら試してみてほしい。

 

もちろん、それぞれの分野を「深める」
ことが重要だから、ちょっとかじった
だけで「柱」になる訳ではない。

それぞれの柱全てを強くする、
それぞれの分野全てを深めていく
必要がある。

だから、ひとつだけを深めるより
当然大変な部分もある。

でもだからこそ、あなたにしか
できない、あなただけのブランドを
構築できるんだ。

だから、がんばって!

 

という訳で今日はここまで。

次回はもうひとつの側面について
考えてみたい。

 

阿部 龍太

 

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