花実相兼 〜平安時代から伝わっている、これからのブランドの形〜

花と実

「阿部さん、僕は『花実相兼』の生き方
を目指しているんです」

先日の打ち合わせで、そう言われた。

 

「花実相兼(かじつそうけん)」

「古今和歌集」の撰者のひとりで、
『土佐日記』の作者でもある

「紀貫之」

彼の言葉だそうな。

 

「花」は表現技法

「実」は内容

 

つまり、「花実相兼」とは、

表現技法と内容が一致
した時、本当の芸術が
生まれる。

 という意味なのだそうだ。

 

商売に繋げ言うならば

中身も、見た目も魅力的な
商売をする事

となる。

 

よく言われる

「良いものを作れば売れる」

これは正しくもあり、間違いでもある
というのが僕の意見。

 

そしてその正誤を分かつのは、
今回例として出した

「花実相兼」

がどれくらいのレベルで成立しているか
どうかで決まるんだ。

 

つまり、

商品・サービスの質が高い事

その質をきちんと伝えられている事

 

このふたつを両立できているかどうか。

それが鍵となる。

 

以前の記事でも紹介したけれど

「強く見せる努力はやめて、
強くなる努力をすべきだ」

というアドラーの言葉と似ているね。

 

これからの時代、この「芸術」、
つまり「アート要素」はビジネスの
成功において非常に大きな要因となるで
あろう事は、ここで僕が改めて言う事
でもないだろう。

そしてその「アート要素」の礎となる
ものがこの「花実相兼」という言葉に
込められている。

 

「花実相兼」、是非あなたも日々の中で
意識してみて欲しい。

 

ちなみに、冒頭の言葉を発した方は
「美と健康」というテーマで、
健康的な身体作りのサポートをされている。

彼のサポートによって、杖をついた
お年寄りが杖無しで歩けるように
なったり、精神的に病んでしまった人が
社会復帰できるようになったりと、
たくさんの笑顔が生まれている。

彼をこれからサポートしていける事が
本当に嬉しい。

 

阿部 龍太

 

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