日本の誉れ、澤穂希さんから学ぶ「ありのままの自分を好きになる」方法(前編)

ふたつの「ありのまま」

最近始まった新シリーズ

「日本の誉れ・澤穂希から
学ぶ『夢の叶え方』」

今日は前回の続き

「ありのままの自分」
との付き合い方

についてです。

 

前回までお伝えした

ふたつの「ありのまま」

をどう捉え、どう付き合っていけば
いいのかをお伝えしようと思う。

 

ちなみに過去記事はこちらからご覧いただけます。

→第一回はこちらから

→第二回はこちらから

→第三回はこちらから

 

「今のありのまま」とは・・・?

前回までお伝えしたように、

「今のありのまま」と
「本来のありのまま」は
全くの別物で、分けて考えるべきものだ。

 

もう少し具体的に言うのであれば、
それぞれに別々の付き合い方がある、
ということ。

まず、

「今のありのまま」とは
「気づいて受け容れる」ものだ。

今の自分のありのままが、どういうもの
だったとしても、そこから目を背けず、
向き合い、それを認め、受け容れる。

今の自分がどこにいるのか、
「現在地」を確認する、というイメージだ。

 

以前清水エスパルスの降格の記事や、
ラグビー日本代表の躍進の記事でも
書いたけれど、

現時点がどこか分からなければ、
今やるべきことが何なのか分かる訳がない。

 

例えば京都に行くとして、現在地が
鹿児島のAさんと、札幌のBさんは
目的地までの経路や手段は違ってくるよね?

 

夢や目標を叶えるのもそれと同じことだ。

 

澤さんみたいなサッカー選手を目指すと
して、昨日初めてサッカーボールに触っ
たCさんと、サッカーチームでバリバリに
練習しているDさんだったら、今やるべき
ことは違ってくるよね?

 

ここで重要なのは

「今のありのままの自分」
を責める必要はない

ということだ。

今の自分にはそういうものがあるんだ、
という「認識」と「理解」だけでいいんだ。

良いか悪いか、という「判断」はいらない。
いや、むしろしてはいけない。

真面目な人ほどここにハマりやすい
んだけど、ここを間違えると先に
進めなくなってしまう。

 

「今のありのまま」を責める必要はないんだ。

認めるだけでいい。
このことを忘れないで欲しい。

 

現時点での自分を認識した上で、
叶えたい夢や目標は何なのかを見据え、
その差を埋めていく。

この「現状と夢の差を埋める」という
ことについて、澤さんが興味深いことを
言っているのでご紹介しよう。

夢をかなえるためには、夢のレンガを積む作業が欠かせないと考えています。

夢のレンガとは、自分の足元に自分で積み上げるものです。

自分が立っている地面に一日一段、レンガを積むんです。

翌日は、その自分で積んだレンガの上に立って、また一段、新しいレンガを積むんです。

そうして1段ずつ積み上げていけば、ずっと先にある夢は「高い壁」ではなくて「階段」になっているはずです。

壁は一気に乗り越えられなくても、階段だったら上がれそうだと思いませんか?

(『夢をかなえる。』より抜粋)

この文章、特に

「壁は一気に乗り越えられなくても、
階段だったら上がれそうだと思いませんか?」

の一文は、黄金の価値があると言っても
いいのではないだろうか?

あれほどの結果を残した超一流の選手が

「コツコツ積み上げることで大きな夢を
叶えることも不可能ではない」

と言っているんだ。

 

そのためにも、まず、
「今のありのまま」を認識すること。

責めずに、ただ受け容れること。

その上で、叶えたい夢や目標との差を
埋めるために必要なことを継続していくこと。

これを意識することをお勧めする。

 

次回は、もうひとつの「ありのまま」に
ついて考えてみようと思う。

お楽しみに。

 

→to be continued…次回は「こちら」

 

阿部 龍太

 

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